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庁議の記録(平成24年度) 第5回臨時庁議(2月6日)

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ページ番号:498-211-494

更新日:2013年4月16日

開催日時

平成25年2月6日(水曜日) 午前9時から午前9時20分

開催場所

庁議室

出席者

1 庁議構成員

 区長、副区長、教育長、技監(都市整備部長事務取扱)、区民生活事業本部長、健康福祉事業本部長、環境まちづくり事業本部長、区長室長(危機管理室長兼務)、企画部長、総務部長、区民部長、産業経済部長、地域文化部長、福祉部長、健康部長(地域医療担当部長兼務)、練馬区保健所長、環境部長、土木部長、会計管理室長、教育振興部長、こども家庭部長、選挙管理委員会事務局長、監査事務局長、議会事務局長

2 幹事

企画課長、財政課長、総務課長

3 関係職員

広聴広報課長、秘書課長※、光が丘図書館長

(※注釈:欠席)

議題

【報告事項】

(1)練馬区立図書館ビジョン~これからの図書館サービスのあり方~(素案)(案)について

(2)その他

企画部長

 平成24年度第5回臨時庁議を開催いたします。本日は、報告事項が1件です。練馬区立図書館ビジョン~これからの図書館サービスのあり方~(素案)(案)について、教育振興部長から説明をお願いします。

教育振興部長

 現在、区立図書館につきましては、事業計画を定めたものはございません。これからの図書館サービスの方向性を示したいとのことで、今回初めて図書館ビジョンをまとめさせていただきました。
 本年度は、区立図書館が設置されてから50年の節目を迎えることとなります。図書館に求められている情報化社会への対応や多様なニーズに、どのように応えていくかを検討し、これからの図書館サービスの方向性を明らかにするため、「練馬区立図書館ビジョン」を策定することといたしました。
 策定にあたっては、有識者、関係団体および公募区民からなる「これからの図書館サービスのあり方懇談会」から、昨年12月に答申をいただきました。この答申を踏まえまして、庁内の関係部課長で構成する策定委員会において検討を行い、素案(案)がまとまりましたので、報告するものであります。
 今後の予定としましては、2月15日に文教児童青少年委員会へ報告し、2月25日に教育委員会へ報告します。3月1日から20日まで区民意見反映制度(パブリックコメント)を実施します。4月には案を確定し、最終的な決定を経ていきたいと存じます。
 内容につきましては、光が丘図書館長からご説明申し上げます。

光が丘図書館長

 概要版にもとづき説明させていただきます。これからの図書館サービスのあり方の図書館運営の理念として、「情報拠点として 区民に役立ち 頼りにされ 愛される図書館」を掲げております。これまでの図書館サービス、図書館運営の基本的部分である情報拠点については、その内容を維持していくこととしています。「区民に役立ち」、「愛される」という文言については、懇談会からの答申内容を引用しております。図書館にある様々な資料や情報が区民に役立ち、頼りにされ、親しみやすい図書館をめざすという趣旨から、このような表現としております。
 理念の右側には、これからの図書館サービスの方向性として4つの柱を掲げております。
 一つは、情報発信拠点の機能の充実です。地域情報や区政情報を収集・提供するという基本的機能はもとより、地域の課題の解決に役立ててもらうような情報提供、さらにはそのような取組を行っていることを情報発信していくことも大切な役割であります。
 二つ目は、学校および子育て家庭などへの支援です。教育委員会にこども家庭部門が組織編成されたことを踏まえ、乳幼児期から青年期まで、家庭を含めた切れ目のない読書活動の支援を行ってまいります。
 三点目は、図書館の資料や人材の活用です。一つ目の情報発信拠点とも関連することではありますが、多くの情報が十分に活用されていない状況もあることから、資料の活用方法の周知、図書館の利用促進を図っていきます。
 四点目は、区民や地域との協働です。地域との協働を進め、区民が図書館事業に参加・参画する仕組みを作ります。
 以上の4つの柱に対応する取組を掲げ、さらにはその取組に係る具体的な施策を記載しています。
 つぎに、本ビジョンの位置づけと期間であります。すでに子ども読書活動推進計画、教育振興基本計画、生涯学習推進計画などがあり、各計画には図書館事業が掲げられていますが、これらとの整合を図りながら、図書館事業の視点から包括したものとしています。期間は、概ね今後10年間の図書館サービスを示しております。

 資料2の本編の10ページをお願いします。2図書館サービスへの反映です。
4つの柱に対応する取組をお示しし、さらにはその取組に係る具体的な施策を実施していくことにより、サービスの向上を図っていくこととなりますが、その内容を検証するための手法です。2点掲げております。
 一つは毎年度満足度調査を実施し、サービス内容に反映させることと、項目別の取組については、概ね5年経過後にその状況について取りまとめ公表するとともに、必要に応じて取組内容の見直しを図っていきます。
 二つ目は、図書館運営への要望です。図書館全体のサービス内容に反映するための仕組みを整えていきます。また、12館の地域特性を踏まえた館ごとの運営や事業内容について、意見や要望を集約する仕組みを整え、各館のサービスに反映させていきます。

区民部長

 他区の図書館では、ビジネス支援とか産業情報関係資料を積極的に提供していくというようなことを聞いていますが、このビジョンでは盛り込まれているのでしょうか。

光が丘図書館長

 具体的な表現はとっていませんが、3つ目の柱である「図書館の資料や人材の活用」のなかの「区の事業への図書館情報の提供」が、関係資料の提供に該当する部分を含んでおります。具体的な施策の表現においても言葉にして分かる部分と包括的な表現をしているところがあります。
 区においても、各所管部が事業を行うときに、図書館として行えることが多々あるものと考えています。そのような意味で、各部署と連携し、関係資料の提供や事業の周知を図っていきます。

健康部長

 図書館の利用促進の取組として、具体的な施策に「開設日や開設時間の検討」とあります。他の施策項目を見ると充実、強化、支援、実施とありますが、ここだけ検討としているのは、何か理由があるのでしょうか。

光が丘図書館長

 図書館資料の受取窓口の設置・拡大については、方向性を示すことができましたが、開設日や開設時間については、各館の状況もありますことから、今後の検討課題としています。

地域文化部長

 指定管理者制度等の運営体制については触れられていますか。

教育振興部長

 このビジョンでは、今後の図書館サービスの内容、そのあり方について述べています。運営体制については、ここでは触れていません。

企画部長

 サービス提供のあり方と運営手法については混同しやすいので、運営手法については、ここでは触れていないことを明示しておいた方がよいと思います。他にありますか。ないようですので、報告事項の2番、その他です。ないようですので、以上を持ちまして庁議を終了させていただきます。

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