庁議の記録（平成24年度）　第2回定例庁議（5月16日）

平成24年5月16日（水曜日） 午前8時50分から午前9時20分

庁議室

区長、副区長、教育長、技監（都市整備部長事務取扱）、区民生活事業本部長、健康福祉事業本部長、環境まちづくり事業本部長、区長室長（危機管理室長兼務）、企画部長、総務部長、区民部長、産業経済部長、地域文化部長、福祉部長、健康部長（地域医療担当部長兼務）、練馬区保健所長、環境部長、土木部長、会計管理室長、教育振興部長、こども家庭部長、選挙管理委員会事務局長、監査事務局長、議会事務局長

企画課長、財政課長、総務課長

広聴広報課長、秘書課長※注釈、経営改革担当課長、職員課長
（※注釈：欠席）

【報告事項】

2　平成23年度における公文書の公開状況について

3　平成23年度における個人情報保護制度の運用状況について

4　平成24年度管理職選考の実施および受験申込について

5　練馬区技術会議の設置について

6　練馬区施設建築安全審査会の設置について

7 その他

　平成24年度第2回定例庁議を開催いたします。報告事項の1番、平成24年第二回練馬区議会定例会提出予定議案について、資料1が出ています。総務部長から説明をお願いします。

　平成24年第二回練馬区議会定例会への提出案件については、条例15件、道路認定5件、契約2件、その他7件を予定しています。
　報告1号は、子ども手当にかかる電算システム改修経費の繰越明許です。
　報告2号は、校庭整備にかかる遅延による繰越明許です。
　議案番号54号から58号までは、区長が行った専決処分について承認を求めるものです。これらの議案は、すでに第一回定例会で議決をいただいたものですが、国の予算が4月に入ってから成立したため、社会資本整備総合交付金の交付を受けるにあたって、契約日を予算成立日以降としたものです。
　議案番号59号から62号は、外国人登録法の廃止および住民基本台帳法の改正に伴い、外国人住民が住民基本台帳法の適用対象となるため、関連する条例について所要の改廃を行うものです。具体的な内容としては、59号で区民部の分掌事務について、60号で印鑑条例について、61号で引用条文の項ずれについて、62号で外国人登録証にかかる手数料について、それぞれ所要の改廃を行います。いずれも、7月9日が施行日です。
　議案番号63号は、地方税法の一部改正に伴い、練馬区特別区税条例の一部を改正するものです。一つは、練馬区特別区税条例に基づく処分その他公権力の行使について、練馬区行政手続条例の規定に基づき、処分等の理由を示すこととする規定を設けます。2点目は、公的年金等に係る所得以外の所得を有しなかった者が寡婦（寡夫）控除を受けようとする場合の申告書の提出を不要とするものです。3点目と4点目は、東日本大震災に関連する特例措置です。
　議案番号64号は、向山庭園の改築に伴い、条例の目的、事業の内容、行為の制限等を定めるため、また、指定管理者が行う業務の範囲を拡大するため、所要の改正を行います。

　議案番号65号は、特別区における東京都の事務処理の特例に関する条例の一部改正により、東京都ふぐの取扱い規制条例に基づく届出事務の一部が各特別区の事務となるため、当該事務に係る手数料に関する条例を新たに制定するものです。施行日は平成24年10月1日です。
　議案番号66号は、練馬区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の改正です。一つは、大泉学園駅北口東地区地区計画区域内における建築制限、もう一つは、石神井公園駅南地区地区計画区域内における建築制限を定めるものです。平成24年7月1日を施行日としています。
　議案番号67号は、練馬区立少年自然の家条例の一部を改正する条例です。下田少年自然の家に指定管理者制度を導入すること、これに伴う施設使用料についての改正、また、指定管理者が収受することができる収入について所要の改正を行います。公布の日が施行日です。
　議案番号68号は、練馬区立小学校および中学校の学校医、学校歯科医ならびに学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例で、都立学校の学校医等の公務災害補償の改正に伴い、補償基礎額について東京都との均衡を図るため、所要の改正を行うものです。施行日は公布の日です。
　議案番号69号は、練馬区立幼稚園条例の一部を改正する条例で、一つは、区立幼稚園2か所、光が丘あかね幼稚園と光が丘わかば幼稚園を廃止するものです。二点目は、幼稚園の廃止にともない、平成25年度中に入園できる者の規定を設けるものです。
　議案番号70号は、練馬区立図書館条例の一部を改正する条例で、一つは、稲荷山図書館および南大泉図書館に指定管理者制度を導入するため、もう一つは、南大泉図書館に分室を設置するため、それぞれ所要の改正を行うものです。施行日は、指定管理者制度の導入が公布の日、分室の設置が規則で定める日です。
　議案番号71号は、練馬区立児童館条例の一部を改正する条例で、一つは、光が丘児童館および上石神井児童館に指定管理者制度を導入すること、もう一つは、両館の開館日および開館時間の拡大、これらに伴う所要の改正を行うものです。施行日は、指定管理者制度の導入が公布の日、開館日等については平成25年4月1日です。

　議案番号72号は、練馬区立学童クラブ条例の一部を改正する条例で、上石神井小学童クラブの新設、上石神井学童クラブの廃止、上石神井児童館学童クラブおよび上石神井小学童クラブへの指定管理者制度の導入、田柄小学童クラブおよび田柄小第二学童クラブの位置の変更、上石神井児童館学童クラブおよび上石神井小学童クラブの開始時間の繰上げ、および終了時間の延長について、所要の改正を行うものです。施行日は、それぞれ規則で定める日、公布の日、平成25年4月1日です。
　議案番号73号は、練馬区立子ども家庭支援センター条例の一部を改正する条例で光が丘子ども家庭支援センターに指定管理者制度を導入します。これに伴う所要の改正です。施行日は公布の日です。
　議案番号74号から78号は、5件の特別区道路線の認定案件です。
　議案番号79号および80号は、契約案件です。79号は、練馬区立東京中高年齢労働者福祉センター耐震補強および大規模改修工事請負契約です。開札は明日5月17日で、工事内容は記載のとおりです。80号は、練馬区立東京中高年齢労働者福祉センター耐震補強および大規模改修機械設備工事請負契約です。工事内容は、記載のとおりです。開札は、5月18日です。

　平成24年第二回練馬区議会定例会提出予定議案について、ご質問等ありますか。ないようです。つぎに、報告事項の2番、平成23年度における公文書の公開状況等について、報告事項の3番、平成23年度における個人情報保護制度の運用状況等について、資料2と資料3が出ています。関連しますので、総務部長から続けてご報告をお願いします。

　資料2と資料3につきましては、それぞれの条例に基づいて、公開状況、運用状況を公表しますので、庁議でご報告するものです。
　はじめに、資料2の平成23年度における公文書の公開状況等についてです。公文書公開の請求状況ですが、請求者数368人、請求件数1,405件で、昨年が請求者数264人、請求件数1,297件でしたので、請求者数では104人増、請求件数では108件の増でした。
　公文書公開の処理状況は、記載の通りです。請求者の内訳ですが、区外の個人、法人等が一定の割合を占めています。公開の方法ですが、昨年とほぼ同様の状況にありますが、写しの交付が昨年度827件ですので、65件の増加となっています。合計では、昨年の1,176件から1,230件に増えています。
　つぎに、公文書公開の請求に対する公開決定等の状況についてです。公文書の全部または一部を非公開とした公文書の内容および件数については、記載の通りです。不服申立ての件数、内容および処理状況については、22年度は1件ありましたが、23年度はありませんでした。

　区民への周知については、条例に基づき掲示場へ掲示するほか、6月21日号の区報と区のホームページで周知を図ってまいります。
　続きまして、資料3　個人情報保護制度の運用状況等についてです。
　個人情報を取り扱う業務の登録件数ですが、平成22年度は400件でしたが、平成23年度は35件増加し、435件となっています。個人情報ファイルの登録件数、個人情報に係る外部委託等の状況を記載しています。特に、外部委託の業務数は、平成22年度の360件から450件となり、91件増加しています。
　自己情報の開示請求に対する諾否の決定状況については、資料をご覧いただきたいと思います。不服申立ての件数、内容および処理状況については、2件ありました。その内、1件は請求棄却、もう1件は、請求の取り下げにより終了しています。
　電子計算組織の結合状況は、3ページから8ページに記載がありますが、51事業となっております。
個人情報に関わる事故の状況については、今年度は2件ありましたので、その概要等を記載しています。
　区民への周知ですが、公文書の公開状況等と同様に行います。

　ただいまのご報告について、ご質問等がありますか。ないようです。つぎに、報告事項の4番、平成24年度管理職選考の実施及び受験申込について、資料4が出ています。引き続き総務部長から説明をお願いします。

　これについては、本来、庶務担当課長会の案件ではありますが、是非とも現状認識をしていただきいと思いましたので、ご案内させていただきます。3枚目の資料、今後の管理職退職者数をご覧いただきますと一目瞭然です。平成27年度末までには累計で31人が退職予定となっています。一方で、現在11人が待機している状況です。したがいまして、絶対数の不足が懸念されます。是非とも職員への受験勧奨をしていただきますようお願いします。

　管理職選考制度の改正にかかる情報提供です。練馬区の場合、受験有資格者1,500人のうち、実際の受験者は30人から40人程度となっています。より多くの職員が受験しやすい環境を提供していくため、制度改正が行われています。資料4の2枚目にその主な内容が記載されています。前倒し受験方式の受験資格の拡充、選考における評定基準の公表、択一・短答式問題受験の免除資格決定基準の公表です。
　主任歴3年で、択一試験を受験できます。これに合格すれば、本試験では択一試験が免除されますので、受験者の負担軽減が図られています。昇任選考を通じた計画的な人材育成を推進し、有為な管理職を的確に確保するために、是非とも多くの職員に受験勧奨をしていただきますようお願いいたします。なお、詳細につきましては、庶務担当課長会で説明させていただきます。

　ただいまのご報告について、ご質問等がありますか。ないようです。つぎに、報告事項の5番、練馬区技術会議の設置について、報告事項の6番、練馬区施設建築安全審査会の設置について、資料5と資料6が出ています。関連しますので、技監からご報告をお願いします。

　はじめに、資料5の練馬区技術会議の設置について報告します。区の施策における技術的分野に関わる事項について調査検討を行うとともに、技術水準の維持向上ならびに技術職員の育成および活用に資するため、設置するものです。
　所掌事項は、区政の重要かつ緊急な課題に対する技術的側面からの調査検討に関すること、区立施設における建築手続の適正化および区立施設の安全に関すること、技術水準の維持向上ならびに技術職員の育成および活用に関すること、その他、技術的事項に関し必要な事項を検討して参ります。
　会議は、座長、副座長および委員で構成し、座長は技監、副座長は企画部長、総務部長および環境まちづくり事業本部長とし、委員は事業本部長（環境まちづくり事業本部長を除く。）および一般技術系または医療技術系の職種で部長の職にある者および座長が必要と認める者としています。
幹事会については、会議の運営を補佐するとともに、技術的分野における特定の事項を検討するため、これを設置するものです。会議および幹事会の事務局は、総務部技術監理調整課が行います。
　つぎに、資料6の練馬区施設建築安全審査会の設置について報告します。区における建築手続の適正化の実現および区立施設の安全対策を強化するため、このたび、練馬区施設建築安全審査会を設置いたしました。
　審査会は、建築手続の適正化等に関する審査を行うとともに、建築工程管理システムの整備および運用に関する事項、区立施設の安全対策の強化に関する事項について助言および指導を行うことを主な所掌事項とします。
　委員構成は、4名の外部委員で、任期は2年としています。6月に第1回審査会を開催する予定です。

　ただいまのご報告について、ご質問等がありますか。ないようです。この際、各部から何かご報告がありますか。ないようです。それでは、以上を持ちまして庁議を終了させていただきます。