庁議の記録(平成22年度) 第8回定例庁議(11月17日)
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ページ番号:435-725-553
更新日:2010年11月30日
開催日時
平成22年11月17日(水曜日) 午前9時から午前9時30分
開催場所
庁議室
出席者
1 庁議構成員
区長※注釈、副区長、教育長、区民生活事業本部長、健康福祉事業本部長(地域医療担当部長事務取扱)、環境まちづくり事業本部長、企画部長、区長室長(危機管理室長兼務)※注釈、総務部長、区民部長、産業地域振興部長、福祉部長、健康部長(練馬区保健所長兼務)、児童青少年部長、環境部長、都市整備部長、土木部長、会計管理室長、学校教育部長、生涯学習部長、選挙管理委員会事務局長※注釈、監査事務局長、議会事務局長
2 幹事
企画課長、財政課長、総務課長
3 関係職員
広聴広報課長、秘書課長、職員課長、経営改革担当課長
(※注釈:欠席)
議題
【報告事項】
1.練馬区業務継続計画(練馬区のBCP)【地震編】の策定について
2.平成22年度練馬区民表彰(善行)について
3.平成22年第四回練馬区議会定例会提出予定議案について
4.平成22年度「練馬区成人の日のつどい」の開催について
5.その他
企画部長
平成22年度第8回の定例庁議を開催いたします。区長は、本日欠席でございます。
本日は、庁議の後、3つの会議が予定されていますので、よろしくお願いいたします。
庁議ですが、本日は報告事項が4件です。はじめに、練馬区業務継続計画(練馬区のBCP)【地震編】の策定について、資料1がでています。この件につきましては、本日、危機管理室長が欠席ですので、防災課長から報告があります。
防災課長(資料1に沿って説明)
業務継続計画につきましては、先日、新型インフルエンザ編が決定したところですが、この度、地震編の策定に着手し、その為の庁内検討体制の整備等を行いますので、本日ご説明させていただきます。
はじめに、策定の趣旨です。首都直下型地震などの事態が発生した場合には、区そのものも被災し、人員や物資・ライフライン等が制約を受ける可能性が高いため、平常時の執務環境を前提とした業務を行うことができません。しかし業務を中断すると、住民の生命、生活及び社会経済活動に大きな支障が生じます。そこで、区は迅速かつ的確な応急対策を講じつつ、優先度の高い通常業務の実施を確保するために、これらを効果的に遂行するうえで必要な資源の準備や対応方針および手段を定める練馬区業務継続計画(地震編)を策定します。
つぎに練馬区地域防災計画と練馬区業務継続計画が対象とする業務の関係です。資料1の3ページの1番に図示しています。すでに地震に関して、地域防災計画で総合的な取組みを示していますが、図の練馬区地域防災計画の中の応急対策業務、それから復旧・復興業務のうちの優先度の高い復旧業務、そして地域防災計画には入っておりませんが、通常業務のうちの優先度の高い通常業務、これらを合わせたものが業務継続計画の対象とする業務となります。
つぎに業務継続計画導入による早期復旧のイメージです。資料1の3ページの2番に図示しています。発災により行政サービスのレベルは、急激に落ちます。上向きの矢印が図の左下にありますが、矢印のように、区民の許容限界以上のレベルに保つということと、左向きの矢印のように、区民に許容される期間内での早期復旧をこの業務継続計画では目指すというものです。
練馬区業務継続計画(地震編)との比較ですが、資料1の4ページに図示していますが、真ん中に業務継続計画(地震編)、左側に練馬区地域防災計画、右側に業務継続計画(新型インフルエンザ編)があります。そこで比較していますので、後ほどご確認ください。
つぎに、庁内検討体制の整備についてです。業務継続計画を策定するため、つぎの庁内検討体制を整備します。
一つは、業務継続計画策定会議です。計画策定に関する事項を審議する会議体です。副区長を会長、危機管理室長を副会長とし、会員は庁議を構成する本部長、部長をもって構成します。
二つ目は、業務継続計画策定会議の下に設ける検討委員会です。危機管理室長を委員長、危機管理室防災課長を副委員長とし、庶務担当課長、企画部経営改革担当課長、企画部財政課長、企画部情報政策課長、危機管理室安全・安心担当課長および総務部職員課長をもって構成します。調査検討する機関です。
三つ目は、業務継続計画検討委員会の下に設ける係長級職員を中心とした作業部会です。資料1の6ページに練馬区業務継続計画策定会議設置要綱(案)を示しておりますが、本日付けで決定を受ける予定です。
つぎに、今後の予定についてです。まず、平成22年度中に計画の基本的な考え方を決定し、平成23年度中に計画を施行させます。そして、平成24年1月の練馬区震災総合訓練に際して、本計画の実効性について検証する予定です。
つぎに、練馬区業務継続計画の策定イメージについてです。最初に基本方針を作成し、被害想定を決め、そして区の全業務の洗い出し、非常時優先業務の特定を行います。非常時優先業務は、先ほどの業務継続計画が対象とする業務の範囲です。この優先度をレベルごとに評価し、復旧目標を設定します。練馬区業務継続計画(新型インフルエンザ編)における業務の洗い出し等にも活用していきたいと思います。ここまでが、基本的な考え方で、22年度中に行います。その後、職員の参集調査、ボトルネック要素の明確化、対応策ということで、ボトルネック要素、業務継続計画にとって重要な要素の部分ですが、人員、施設、情報、資機材等の確保状況の評価を行います。そして練馬区業務継続計画を完成させ、それに基づき、各部マニュアルの作成を行い、出来上がったものは、PDCAのサイクル、(PLAN 計画、)(DO 訓練)、(CHECK 点検・検証)、(ACTION 計画の見直し)で、持続的に改善を行っていきます。
つぎに、練馬区業務継続計画(地震編)策定スケジュール案についてです。今、ご説明しましたような策定イメージに基づく、スケジュール案としていますが、本日の庁議を第1回業務継続計画策定会議と兼ねて、発足させた上で、本年度中に基本的な考え方までまとめ、来年10月くらいまでに計画の決定をしていきたいと思います。その間に中間報告等を出し、マニュアルの作成については、この中間報告が過ぎた頃から、少しずつ作業に入っていけたらと考えています。そして平成24年1月に、震災総合訓練を行い、業務継続計画全体のPDCAに基づく検証を行っていく予定です。
つぎに、その他です。計画策定と並行して、つぎの取り組みを実施します。一つ目は、危機管理研修です。管理職を対象として、練馬消防署が行う震災時を想定した各種訓練等の見学などを通じて、応急対策業務の現状に対する理解を深めます。今年度は震災総合訓練を夏に行いましたので、例年1月に行っている震災総合訓練は行わず、研修等を実施する方向で考えています。
二つ目は、行動規範カードの作成です。「震度5弱で緊急初動要員、震度6弱で全職員が参集」の周知を徹底し、防災意識の向上を図るため、名札サイズの行動規範カード等を作成し、全職員に配付したいと考えています。
企画部長
練馬区業務継続計画(練馬区のBCP)【地震編】の策定について、何かご質問などありますか。
庁議構成員
業務継続計画については、地震編と新型インフルエンザ編とありますが、練馬区業務継続計画策定会議設置要綱(案)の目的が地震のみになっています。今後の調査で、新型インフルエンザについても活用する、あるいはPDCAを含めながら業務継続計画をブラッシュアップしていくイメージなので、どちらかというと設置の部分に、両方兼ね備えたらいかがかなという思いがあるのですが、いかがでしょうか。
防災課長
インフルエンザ編については、危機管理対策本部で作成しましたが、地震編については、新たに会議体を設置し検討しようと考え、要綱(案)を作りました。地震編のみ設置したという形になっていますが、インフルエンザ編についても、この会議体を活用していくことが、内部的に整理できれば、後で加えていくことも考えられると思います。
企画部長
他に質問等ありますか。ないようです。
それでは、報告事項の2番、平成22年度練馬区民表彰(善行)について、資料2が出ています。総務部長からご報告をお願いします。
総務部長(資料2に沿って説明)
平成22年度練馬区民表彰(善行)についてご報告します。実施目的ですが、練馬区表彰条例に基づき、特に公益に功労のあった方々(清掃美化、災害防止、防犯協力、困難救助等善行に努めその行為が他の模範となる方々)の功績をたたえるというものです。
11月9日に区民表彰を行いましたが、「善行」につきましては、これとは別の機会を設けて表彰しています。今年度は、12名と1団体、合計13件の推薦をいただきました。表彰審査会で審査の結果、これらのうち5名と1団体を表彰させていただきます。
今後の予定ですが、11月25日開催の企画総務委員会に報告の上、12月21日の区報、ホームページに公表し、12月22日に三役、正副議長にご出席いただきまして、表彰式を開催します。この間、各部には調査やご本人の意向の確認等ご協力をいただきました。ありがとうございました。
企画部長
平成22年度練馬区民表彰(善行)について、何かご質問などありますか。ないようです。
それでは、報告事項の3番、平成22年第4回練馬区議会定例会提出議案について、資料3が出ています。引き続き総務部長からご報告をお願いします。
総務部長(資料3に沿って説明)
11月29日開会予定の平成22年第4回練馬区議会定例会に提出する予定議案について、ご報告します。
今回は、条例が制定1件、一部改正9件で合計10件、道路認定が4件、契約が3件、その他で財産の貸付けが1件、指定管理者の指定が17件で、合計35件の議案を初日に提出する予定です。なお、追加の予定議案として、練馬区職員の給与に関する条例および練馬区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部改正を予定しています。
議案番号101は、練馬区政推進基本条例です。練馬区の自治の基本理念、区民等の権利および責務ならびに議会および執行機関の役割等を明らかにし、参加・参画および協働の推進ならびに区政運営の基本的仕組みについて定めることにより、練馬区にふさわしい自治の実現を図り、もって区民福祉の向上に資するため、条例を制定します。施行日は、平成23年1月1日を予定しています。
議案番号102は、公益的法人等への練馬区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例です。区の職員を派遣することができる団体に、11月1日に法人化した、一般財団法人練馬区障害者就労促進協会を追加するものです。施行日は、平成23年1月1日です。
議案番号の103、104、105は、関連するものですが、103は練馬区立地区区民館条例の一部を改正する条例です。児童館事業に係る利用時間を拡大し、午前9時から午後5時までが、基本的に午前9時から午後6時までになります。なお、貫井、旭町、光が丘地区区民館については、夜間に全館貸し出ししているため、利用時間の拡大は実施しません。施行日は、平成23年4月1日です。早宮、北大泉、西大泉、旭町北地区区民館については、平成23年10月1日施行です。104、105は同じもので、練馬区立厚生文化会館条例と練馬区立児童館条例の一部を改正する条例です。児童館部分の午前9時から午後5時までの開館時間を、午前10時から午後6時までとし、土曜日および夏季休業日等の学校休業日においては、午前9時から午後6時までに変更します。両条例とも平成23年4月1日施行です。
議案番号106は、練馬区立学童クラブ条例の一部を改正する条例です。2つ内容があり、1点目が、平成17年から休室していた練馬第三小学童クラブを廃止するものです。2点目が、石神井町学童クラブ、光が丘どんぐり学童クラブおよび光が丘すみれ学童クラブについて、委託化に伴って保育および指導時間を延長するものです。延長施設は、合計で3施設増えて17施設になります。施行日は平成23年4月1日です。
議案番号107は、練馬区立子ども家庭支援センター条例の一部を改正する条例です。これまで練馬、光が丘、大泉の子ども家庭支援センターで、夜間一時保育を実施しておりましたが、関子ども家庭支援センターにおいてもこの事業を実施することに伴い、交流室兼保育室の利用時間を、これまでの午前10時から午後4時を、午前10時から午後10時までに延長します。施行日は、平成23年5月1日です。
議案番号108は、練馬区立都市公園条例の一部を改正する条例です。公園1か所を新設します。旧大泉学園高校跡地を、大泉学園町希望が丘公園という名称で、平成23年4月4日に開設します。
議案番号109は、練馬区立児童遊園条例の一部を改正する条例です。開発によるものですが、児童遊園1か所を新設します。施行日は公布の日です。
議案番号110は、練馬区立スポーツ施設条例の一部を改正する条例です。議案番号108の大泉学園町希望が丘公園の中に、屋外スポーツ施設を新設します。名称は、大泉学園町希望が丘公園運動場で、平成23年4月4日施行です。多目的運動広場については、芝生の養生の関係で、同年6月1日施行です。
議案番号111から114の4件は、特別区道路線の認定で、開発によるものです。
議案番号115は、仮称練馬区立中村中央公園他整備工事請負契約です。記載の内容で契約するもので、工期については、契約確定日の翌日から270日間、竣工は平成24年1月31日を予定しています。旧NTT跡地を、練馬区が取得して、公園として整備します。
議案番号116は、練馬区立豊玉南小学校給食調理用厨房備品の買入れについてです。記載の内容で契約するものです。
議案番号117は、土地および建物の買入れについてです。日本銀行石神井運動場を公園として整備するため、記載の内容で契約します。買入れ金額は、84億8,636万8,640円で、今年度、来年度の2か年で購入します。
議案番号118は、財産の貸付けについてです。旧光が丘第三小学校を記載の内容で貸し付けします。貸付料は10年間で3億6千万円です。
議案番号119から最後の135までの17件は、指定管理者の指定についてです。この内、公募によるものは、123の練馬区立光が丘区民ホールで、新規指定です。議案番号130は、新規の豊玉を含めて、リサイクルセンター3か所を一括で公募したものです。
企画部長
平成22年第4回練馬区議会定例会に提出する予定議案について、何かご質問などありますか。ないようです。
それでは、報告事項の4番、平成22年度「練馬区成人の日のつどい」の開催について、資料4が出ています。児童青少年部長からご報告をお願いします。
児童青少年部長(資料4に沿って説明)
成人の日のつどいを、基本的には例年どおりの内容で実施します。
目的は、記載のとおりです。開催日時は、平成23年1月10日の月曜日、13時から14時30分までです。
会場は、としまえんの特設会場です。対象者は、平成2年4月2日から平成3年4月1日生まれの区内在住者です。平成22年11月1日現在、6,596名です。昨年はこの時点での対象者が6,630名でしたので、少しずつ減っている状況にあります。
参加見込み数は、4,096名です。62%位の参加を見込んでいます。ちなみに昨年の参加者は、4,153名でした。
内容ですが、第1部の式典は、新成人代表の20歳のメッセージを、男女1名ずつの方に発表していただきます。第2部のアトラクションでは、今年度は14名の新成人の方がスタッフとして参加しておりますが、式典の後に、スタッフの方々が企画している抽選会等を検討しています。各種催事コーナーでは、催し物を行います。「練馬区にちなんだ商品」、愛称「ねりコレ」の出店ですが、昨年は11店舗でしたが、今年は13店舗の応募があり、増えている状況です。
記念品ですが、成人祝い品として、参加者に当日会場で使用できるチケットを配布します。昨年からとしまえん内店舗の商品購入を付け加えさせていただきました。こちらの利用が非常に多く、今年度も同様に行います。
来賓、登壇者および経費は、記載のとおりです。案内状は、平成22年11月19日の金曜日と、11月1日以降の転入者等を対象に、平成23年1月5日の水曜日に発送します。区報掲載は、11月21日号と1月1日号です。
企画部長
平成22年度「練馬区成人の日のつどい」の開催について、何かご質問などありますか。ないようです。
報告事項の5番、その他ですが、この際、各部から何かありますか。ないようです。それでは、以上を持ちまして庁議を終了させていただきます。
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