庁議の記録(平成22年度) 第12回定例庁議(3月16日)
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ページ番号:853-207-557
更新日:2011年3月28日
開催日時
平成23年3月16日(水曜日) 午前9時から午前9時20分
開催場所
庁議室
出席者
1 庁議構成員
区長※注釈、副区長、教育長、区民生活事業本部長、健康福祉事業本部長(地域医療担当部長事務取扱)、環境まちづくり事業本部長、企画部長、区長室長(危機管理室長兼務)、総務部長、区民部長、産業地域振興部長、福祉部長、健康部長(練馬区保健所長兼務)、児童青少年部長、環境部長、都市整備部長、土木部長、会計管理室長、学校教育部長、生涯学習部長、選挙管理委員会事務局長、監査事務局長、議会事務局長
2 幹事
企画課長、財政課長、総務課長
3 関係職員
広聴広報課長、経営改革担当課長、職員課長
(※注釈:欠席)
議題
【報告事項】
1.練馬区アニメキャラクター「ねり丸」の決定について
2.平成23年度「練馬子ども議会」の開催について
3.その他
企画部長
平成22年度第12回の定例庁議を開催いたします。はじめに、副区長からお話があります。
副区長
今日は、定例庁議後に、いくつかの会議が重なっていますが、このような状況ですので、手際よく進められるよう、ご協力をお願いします。
企画部長
本日は報告事項が2件とその他の案件を予定しております。はじめに、報告事項の1番、練馬区アニメキャラクター「ねり丸」の決定について、資料1が出ています。産業地域振興部長からご報告をお願いします。
産業地域振興部長(資料1に沿って説明)
練馬区アニメキャラクター「ねり丸」の決定についてご報告します。
全国で「ゆるキャラ」が人気を集めており、地域資源として活用されています。練馬区は日本のアニメーション発祥の地であるとともに、国内最大のアニメ関連企業の集積地でもありますので、本区をPRするためのツールとして、区の公式アニメキャラクターを制作することとしました。
アニメキャラクターの候補作品は、50社近くが加盟する練馬アニメーション協議会を通じ公募しました。その中の9社から応募をいただき、3作品を候補選定委員会で選定し、区報等でアンケート投票を行ったところ、3作品の中でキャラクターCが最も多い結果となりました。
裏面に、キャラクターCを記載しています。同時に、名前も募集したところ、キャラクターCに30数種の名前が寄せられました。馴染みやすいことと、ねりまということが一言でわかることから、「ねり丸」に決定しました。
資料に「世界観」と記載していますが、アニメの場合、持っているイメージのことを世界観といいます。「練馬大根」と、区名から「馬」をイメージして作成されています。頭のアンテナ、マント、ゴーグル、頬の赤みの理由が、それぞれ記載されています。制作会社は、「株式会社 スタジオコメット」という豊玉中にある会社です。「キャプテン翼J」、「ハイスクール奇面組」などのテレビアニメーションを制作している会社です。
今後の予定ですが、本資料は、区民生活委員会に提出した資料をそのまま使用しています。「アニメプロジェクトin大泉」で披露する予定でしたが、先般の震災により中止をしています。24日以降の「東京国際アニメフェア2011」もどのようになるかわからない状況です。予定通りのお披露目は、なかなか難しいと思いますが、来年度以降に、着ぐるみ、アニメーション制作等を随時行っていきたいと思います。
各部においても、PR等で積極的にご活用いただきたいと考えていますので、その際には商工観光課へご協議をいただければと思います。
企画部長
練馬区アニメキャラクター「ねり丸」の決定について、何かご質問などありますか。
庁議構成員
キャラクターCの3カットについて、説明して下さい。
産業地域振興部長
左側のカットがベースの顔になります。右側の2カットは、ホームページには出ていますが、区報などには出ていません。制作会社に3カットの提出を依頼しており、資料の3カットがこの会社から提出されたものです。
企画部長
よろしいでしょうか。他にありますか。
庁議構成員
各部がいろいろなキャラクターを持っています。これとの関係はどう整理されるのかという事と、「ねり丸」については、協議をすれば使えるというお話ですが、今後どのようなPRや使い方をしていくのか教えてください。
産業地域振興部長
様々なキャラクターがあります。産業地域振興部には、ブルーベリーの「ブルン・ベルン・リルン」がありますし、他部にも「ぴーちゃん」や「らぽ」などいろいろあります。当然ながら、それぞれの事業の目的に応じて棲み分けをすることになると思います。
産業地域振興部では、ブルーベリーの事業には「ブルン・ベルン・リルン」を使おうと思っておりますし、それ以外の事業については、こちらの「ねり丸」を使っていきたいと思っています。この「ねり丸」ができたからといって、今までのキャラクターがなくなるということではなく、各部の判断の中で棲み分けをしていただければ良いかなと思います。
使い方ですが、今回のこのキャラクターは、区が著作権を全て買い取りますので、ある意味では、フリーに使えます。ただ、あまり安易に露出しますと、キャラクターが陳腐化してしまいます。そういう意味でも一定のイメージコントロール、キャラクターの質の確保が、必要になります。例えば、区内の商店から使用要望が出てきた場合、単純にどんどん使用要望を受けてしまうと、キャラクターそのものの価値が棄損されます。そういった問題もありますので、使用については、商工観光課に協議をいただきたいと思います。このことについては、現在、アニメーション協議会の知恵もかりながら、今年度いっぱいを目途にまとめたいと思います。
庁議構成員
「ゆるキャラ」の中で、彦根市の「ひこにゃん」が一番有名ですけれども、いろいろな場面で使われていて、産業の活性化にも一役買っていると思います。そういう視点からすると、このキャラクターについては、「区内産業の活性化や地域コミュニティの増進に寄与することを目指すものとする。」と書いてありますが、その戦略は今後の話なのでしょうか。
産業地域振興部長
地域コミュニティについては、地区祭でキャラクターのかぶりもの等をぜひ使いたいというお話が、今までもあったのですが、1日お願いするとかなりの経費がかかるものなので、なかなか難しいところがありました。今回は、キャラクターの着ぐるみの制作費を新年度予算で措置していますので、いろいろな地域の祭りなどに、ご要望があれば貸出することを考えています。
また、新年度にプレミアム商品券の発行を、1回予定しています。今までは「ど根性商品券」でしたが、6月の商品券の発行時は、「ねり丸商品券」を予定しています。すべての商品券、それから、いわゆるバナーと言いますが、装飾灯からぶら下がっているものなども、「ねり丸」を使って行う予定です。商業の活性化についても、順次、戦略的に進めていきたいと考えています。
企画部長
ほかに何かありますか。よろしいですか。続きまして、報告事項の2番、平成23年度「練馬子ども議会」の開催について、資料2が出ています。児童青少年部長から報告をお願いします。
児童青少年部長(資料2に沿って説明)
平成23年度「練馬子ども議会」の開催について報告します。
通算で9回目になります。基本的には、今年度と同様に行う予定です。
はじめに、目的です。3つを掲げています。区政に関する意見の聴取、区政や区議会や選挙の仕組みについての啓発、子どもの権利の周知・啓発です。
つぎに、開催期日です。委員会は、7月22日、金曜日の13時半から15時までです。日程に入れていただければと思います。本会議は、8月1日、月曜日の14時から16時までです。
開催場所は、練馬区役所西庁舎本会議場および各委員会室です。
子ども議員数は、区立中学校から各1名、国立中学校、都立中学校から1名、私立中学校から各1名、ジュニアリーダー養成講習会中級生および中級修了生から10名、最大50名と考えています。
つぎに、実施内容です。委員会につきましては、現在の練馬区の区議会の委員会と同様の形でジャンル分けをした、5つの委員会をつくります。委員長については2名交代で行い、すべての子ども議員が、委員会で発言ができるかたちをとります。各委員会において、子ども議員には、質問の概略を事前に提出していただきます。各委員会の出席理事者は、委員会を所管する事業本部長、部長、経営課長および質問項目に該当する課長とします。
本会議については、議長は子ども議員の中から選任します。進め方についてですが、各委員会から2分野、計10分野の意見表明をしていただき、理事者が答弁します。本会議への出席理事者は、実際の本会議出席理事者と同様とします。
つぎに学習会ですが、子ども達が実際に議会で議論を行う前に、学習会を4回開催します。子ども議員に事前にテーマを出していただき、各事業本部等からも2名ずつ職員に参加してもらい、学習会を開催します。
報告書ですが、練馬子ども議会の報告書を500部作成し、区内各小中学校等に配付します。
つぎに周知方法ですが、7月11日号の区報、区のホームページ等に傍聴席の用意も含め、関連記事を掲載します。予算額は、資料に記載の通りです。各部、特に学習会に参加していただく職員の方、そして庶務担当の職員には、大変ご負担をおかけしていますが、ご理解のうえご協力をよろしくお願いします。
企画部長
それでは、平成23年度「練馬子ども議会」の開催について、何かご質問はありますか。ないようです。つぎに報告事項の3番、その他です。土木部長から発言があります。
土木部長
昨日の災害対策本部会議でご報告しました、練馬高野台駅の放置自転車の状況ですが、現段階で西武池袋線が全線運転している関係上、練馬高野台駅の放置自転車の問題は解消しました。上石神井駅についても、普段と変わらない状況です。
ただ、通勤で西武池袋線をご利用の方は経験されたと思いますが、練馬駅、富士見台駅、石神井公園駅は、電車に乗りきれない状態が発生しています。おそらく、小手指駅なども同じ状況であると思います。そこで、この経験をされた通勤者が、明日には光が丘駅と練馬駅に集中する可能性が考えられます。西武池袋線で練馬駅まで来られた方は、3分の2くらいが地下鉄へ流れていると予想されます。従って、途中駅で乗り切れないことを見越して、ターミナル駅である練馬駅、始発駅である光が丘駅に、自転車が集中することが想定されます。光が丘駅については、使える空間がだいぶありますので、何とかなりますが、練馬駅については、使える空間がありませんので、現在、経理用地課が管理している北口の区有地を、臨時駐輪場として開設する準備をさせていただきたいと思います。後ほど、総務部と調整したいと思います。
企画部長
ただ今の報告に関連して何かありますか。ないようです。それではご協力をよろしくお願いします。つぎに、危機管理室長から発言があります。
危機管理室長
震災以来、防災服を着用していただいていますが、今後、震災対策が長期に及ぶことが考えられますので、防災服の着用については、危機管理室を除いて本日以降、各部の判断で対応していただければと思います。ただし、災害対策本部会議開催の時には、防災服着用でご出席をお願いします。
企画部長
各部でご判断いただければと思います。他に何かありますか。ないようです。それでは、以上を持ちまして庁議を終了させていただきます。
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