帯状疱疹ワクチン任意接種助成事業について
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更新日:2024年4月9日
令和6年度は昭和49年4月2日~昭和50年4月1日生まれの方(令和6年度に50歳を迎える方)に4月中旬に予診票を発送いたします。
上記に該当する以外の方で、令和6年4月以降に接種を希望される方は、令和6年度の予診票が必要となります。
接種を受ける前に予診票の発行手続きを行ってください。
(令和5年度に不活化ワクチンの1回目を接種され、4月以降に2回目を接種される方も、令和6年度の2回目の予診票が必要となります。)
練馬区では、全額自己負担となっていた帯状疱疹ワクチンの予防接種について、接種費用の一部助成を令和5年4月1日から開始しました。
帯状疱疹ワクチンは、現在、予防接種法に基づかない任意予防接種となっており、ご本人の希望により接種を受けるものです。
接種を受けるかどうかは、接種医と相談し、その効果とリスクを理解したうえでご判断ください。
なお、助成制度の開始以前に接種をされた場合、接種後に費用を請求できる償還払いの制度はございませんので、ご注意ください。
※令和5年4月1日以降に、入院、施設入所等により区内の予防接種協力医療機関以外で接種された方への助成(償還払い)制度について、詳しくは、こちらをご覧ください。
帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは
帯状疱疹は、水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。ストレスや過労などによりウイルスに対する免疫力が低下すると、神経節に潜伏していたウイルスが再活性化し、神経を伝わり皮膚に到達して、痛みを伴う赤い発疹を生じます。
症状は、皮膚にピリピリとした痛みを感じ、やがてその部分に紅斑と呼ばれる赤い湿疹ができ、その後は水疱ができて破れ皮膚がただれ、かさぶたができます。かさぶたになっても痛みは続き、痛みの度合いは軽いものから夜眠れないほどの強い痛みを感じるものまで様々です。
日本では、80歳までに約3人に1人がかかるといわれています。また、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方に長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。
接種費用の一部助成について
生ワクチン | 不活化ワクチン | |
---|---|---|
接種可能年齢 | 50歳以上 | 50歳以上 または帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上(※1) |
接種回数 | 1回 | 2回(※2) |
接種方法 | 皮下注射 | 筋肉内注射 |
予防効果 | 約50~60% | 約95% |
持続期間 | 約7年 | 約10年 |
注釈
・ 助成は、いずれかのワクチンで生涯1度です。
・ 自己負担額は接種金額から助成額を引いた額です。医療機関によって異なりますので、接種を希望する医療機関に事前にお問い合わせください。
・ 一般的な接種金額は、生ワクチンが8,000円程度、不活化ワクチンが22,000円程度です。
自己負担の例:(1)生ワクチンの場合(接種金額8,000円-助成額4,000円)×1回=4,000円
(2)不活化ワクチンの場合(接種金額22,000円-助成額11,000円)×2回=22,000円
※ 接種金額は医療機関によって異なります。
・ 自己負担額は、接種した医療機関でお支払いください。
・ 接種の際には、必ず、予診票を医療機関に持参してください。
・ ワクチン接種は、50歳の誕生日の前日から可能となります。
・ 不活化ワクチンの助成額は、1回あたりの金額で2回とも助成対象です。
・ 生活保護受給者および中国残留邦人等給付受給中の方は、全額助成となります。
・ 医療機関によって扱っているワクチンの種類が異なるため、予診票と同封の「予防接種協力医療機関一覧表」に記載の医療機関に確認の上、接種を受けてください。
帯状疱疹ワクチンについて
水痘・帯状疱疹ウイルスに対する免疫力を高めて、帯状疱疹の発症率低減と重症化予防に効果がある帯状疱疹ワクチンは、病原性を弱めた病原体からできている乾燥弱毒生水痘ワクチン(生ワクチン)と乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン)の2種類があります。
生ワクチン | 不活化ワクチン | |
---|---|---|
接種可能年齢 | 50歳以上 | 50歳以上 または帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上(※1) |
接種回数 | 1回 | 2回(※2) |
接種方法 | 皮下注射 | 筋肉内注射 |
予防効果 | 約50~60% | 約95% |
持続期間 | 約7年 | 約10年 |
注釈 (※1) 18歳~49歳の方は、接種費用助成の対象ではありません。
(※2) 2回目接種は、1回目接種の「2か月後」から「6か月後の同日の前日」までに行ってください。
なお、帯状疱疹に罹患するリスクが高い方は、接種医の判断により、2回目までの接種間隔を1か月に短縮することができます。
予防接種を受ける場所
区内の予防接種協力医療機関
予防接種による健康被害と救済制度
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
予診票の発行について
他自治体からの転入、練馬区内での転居、破損、紛失などにより予診票が必要となった方は下記リンク先から発行依頼を行うことが可能です。
よくある質問と回答
他ワクチンとの同時接種は可能ですか?
「生ワクチン」の接種後に異なる「生ワクチン」を接種する場合には、接種間隔を27日間以上あける必要がありますが、それ以外のワクチンの組み合わせ(例:不活化ワクチン接種後に生ワクチンを接種など)では、前の接種からの間隔にかかわらず、次の接種を受けることができます。
練馬区以外で、帯状疱疹ワクチンの接種を受けたいが可能ですか?
定期接種の各ワクチンは、23区等との協定に基づき、練馬区発行の予診票を用いて区外の医療機関で接種できますが、任意接種の帯状疱疹ワクチンは、区独自の助成事業となるため、原則、区内の協力医療機関での接種が助成対象となります。
※入院、施設入所等により区内の予防接種協力医療機関以外で接種された方は、助成(償還払い)制度により費用の助成を行います。詳しくは、こちらをご覧ください。
過去に帯状疱疹にかかったことがあります。この場合でもワクチンの接種を受けることが可能ですか?
帯状疱疹にかかったことがある人も帯状疱疹ワクチンを接種することは可能です。
ただし、帯状疱疹を発症している場合は、症状が軽減するまで、ワクチンの接種を延期すべきとされています。接種が可能かどうかについては、接種医にご確認ください。
過去に全額自費で帯状疱疹ワクチンを接種しましたが、予診票を用いて再接種を受けたいと考えています。接種を受けることは可能ですか?
薬事承認(医薬品や医療機器などの製造販売を厚生労働大臣が承認すること)においては、ワクチン接種完了後から再接種までの期間については示されておりません。接種が可能かどうかについては、接種医にご確認ください。
予診票に記載のある接種期間が短く、2回目の接種ができないが、翌年度に接種を受けることは可能ですか?
令和7年度以降も事業の継続を予定しています。毎年3月頃に翌年度の予診票の申請方法等をお知らせしますので、区ホームページをご確認ください。
お問い合わせ
健康部 保健予防課 予防接種係
組織詳細へ
電話:03-5984-2484(直通)
ファクス:03-3993-6553
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