妊娠中の歯と口の健康
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更新日:2021年4月1日
妊娠中のお口の変化
妊娠中のお口の中は、むし歯や歯周病になりやすい環境にあります。主に次のことが原因です。
- ホルモンの変化で歯周病菌が増え、歯肉が腫れる(妊娠性歯肉炎)
- つわりによる食習慣の変化
- 歯みがきが不十分になる
★妊娠性歯肉炎とは★
妊娠中は女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロンなど)の分泌量が増加します。
これらのホルモンを好む細菌(歯周病細菌)が増えることにより、歯肉炎になりやすくなります。
妊娠中の歯や口のケアのポイント
歯みがき
毎食後が基本ですが、つわりなどで歯みがきがつらい場合は、体調のよい時間帯や負担のかからない姿勢を見つけて、1日1回はていねいにみがきましょう。
歯みがきができない時は、マウスウォッシュや水などで食後に口をすすぎましょう。
歯ブラシの選び方
歯みがきで気持ち悪くなってしまう場合は、小さめの歯ブラシを選びましょう。
また、歯肉が腫れていて出血や痛みがある場合は、やわらかめの歯ブラシを選びましょう。
歯みがき剤
むし歯予防効果のあるフッ化物(フッ素)配合歯みがき剤がおすすめです。
ただし、汚れは歯ブラシだけでも落とせるので、つわりの間は無理に使用しなくてよいでしょう。
妊産婦歯科健診
妊産婦さんのお口の健康のために無料の歯科健診を実施しています。
妊娠中の体調の良い時期(妊娠安定期など)や産後に歯科健診を受けましょう。
※妊娠中から産後1年未満の間に1回受診できます。
お問い合わせ
健康部 健康推進課 歯科保健担当係
組織詳細へ
電話:03-5984-4682(直通)
ファクス:03-5984-1211
この担当課にメールを送る(新しいウィンドウを開きます)
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