歯周病を予防しましょう

歯周病とは、歯を支える組織（歯肉や歯槽骨（しそうこつ））の病気です。初期症状として歯肉が腫れたり、出血したりします。さらに進行すると、歯がぐらついて抜けてしまうこともあります。自覚症状が少なく、気が付いた時には進行していることもあるため注意が必要です。
また、不規則な食習慣やストレス、喫煙は歯周病を進行させる要因となるため注意しましょう。

（1）健康な歯肉
歯肉は薄いピンク色で、引き締まっている。歯槽骨（しそうこつ）は歯をしっかり支えている。

（2）歯肉炎
歯石や歯垢が原因で、歯肉が炎症を起こしている状態。歯をみがくと出血するが、歯槽骨は正常な状態。

（3）歯周炎
歯を支えている歯槽骨が吸収されている状態。進行すると歯の根が露出し膿（うみ）が出たり、歯がぐらつくこともある。

出典：（株）コムネット

☆歯周病は、歯肉炎と歯周炎の総称です。

• 1日に1回は10分程度の時間をかけて、ていねいに歯みがきをしましょう。
• 歯ブラシ以外に、歯間ブラシやデンタルフロスなどを使いましょう。歯と歯の間の歯垢をとることが大切です。

※歯みがきのポイント【成人】

• 定期的に歯石をとりましょう。
• 自分に合った歯みがきの方法を指導してもらいましょう。

※成人歯科健康診査（30歳、35歳、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳対象）の詳細