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たばこによる口への影響

ページ番号:788-991-745

更新日:2019年8月22日

たばこの煙には数千もの化学物質が含まれていて、そのうちニコチンやタール、一酸化炭素などの有害物質は約200~300種類もあると言われています。これらの有害物質が口の健康にも悪影響を及ぼします。


非喫煙者の口の中


喫煙者の口の中

出展:日本歯周病学会

歯肉や歯への着色

たばこを吸うとニコチンによりメラニン色素が沈着し、歯肉が黒くなってきます。
また、タールにより歯の表面に黒い汚れ(ヤニ)が付着します。ヤニが歯の表面に残っていると、歯がざらざらして細菌が付きやすくなるのはもちろん、歯垢(プラーク)や歯石も付きやすくなります。

口臭

喫煙者では唾液の分泌量が低下するため、細菌が繁殖しやすく、舌にも汚れが付きやすいので、口臭にもつながります。

歯周病への影響

たばこにより歯肉の血行が悪くなり、栄養分や酸素が十分に届かなくなります。その結果、歯周病菌に対する抵抗力が低下し歯周病にかかりやすく、治療しても治りにくくなります。また、ニコチンにより歯周病の初期症状の歯肉からの出血が抑えられてしまうため、気づかないうちに悪化してしまう傾向があります。
歯周病の予防と、治療の効果を上げるためにも、禁煙をおすすめします。

口腔がんへの影響

たばこは他の多くのがんとともに口腔がんの発生にも大きく関与していることがわかっています。
詳しくは 口腔がん をごらんください。

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お問い合わせ

健康部 健康推進課 歯科保健担当係  組織詳細へ
電話:03-5984-4682(直通)  ファクス:03-5984-1211
この担当課にメールを送る(新しいウィンドウを開きます)新規ウィンドウで開きます。

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