入札・契約制度の改善

　練馬区は、入札・契約制度の改善を図るため、練馬区入札制度改善推進委員会を設置し、平成15年度および平成16年度の2カ年に渡って検討を重ね、結果を第一次および第二次報告としてまとめました。
　今回設置された練馬区入札監視委員会は、前述の第二次報告書で、透明性の確保のみならず新たな視点の提供を受けるという観点から、できるだけ早い時期に設置すべきとされたものです。

　委員は、入札制度、工事施工技術全般についての学識経験または専門知識を有する者3人で構成することとし、弁護士、公認会計士、工事技術等専門家に委嘱します。任期は2年間です。

　審議事項は、
（1）入札・契約手続きの制度およびその運用状況について報告を受けること
（2）指定した案件について、入札参加資格等の設定内容、指名の経緯等について審議すること
（3）工事成績評定等利害関係者からの苦情申立てについて調査検討すること
（4）指名停止措置利害関係者からの苦情申立てについて調査検討すること
（5）入札・契約手続の公正性・透明性を確保するために必要な事項について意見を述べること
などです。

　委員会の開催回数は、年間2回の定例会のほか臨時会を予定しています。