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専門医のコラム 「3回目接種に期待する効果」

ページ番号:205-167-382

更新日:2022年1月14日


練馬区医師会 会長
伊藤いとう 大介だいすけ先生

3回目接種に期待する効果

今年こそコロナ感染の流行が収束し、自由な活動が復活することを私も願って止まない一人です。
しかし、残念ながら、新年を迎えた1月1日から日々、流行の兆しが全国各地で報告されています。

この感染症は人の交流で拡大するため、マスク、手洗い、三密回避が極めて有効な防御です。
そして、ストレスと上手く付き合い、温かい、バランスのとれた食事をとって、良質な睡眠を得ることは、
免疫のバランスを保つことに繋がります。
また、ウイルスの侵入に備えた新しいmRNAワクチンは、製薬会社を問わず、極めて効果的であることを体験しました。


さあ、次はいよいよ3回目に当たるブースター(免疫を加速させること)接種です。
3回目接種も、ご高齢で足がご不自由な方々はお近くの顔の見える「かかりつけ医」の先生方に、
仕事で忙しい社会人やネット世代の若者達は職域や自治体の集団接種会場へ、
それぞれの地域、人口構成、ライフスタイルに合わせた柔軟な接種体制「練馬区モデル」で対応して参ります。


新たな時代のmRNAワクチンは、「痛み」を伴います。
「注射は痛いものだ」とか「針が刺さると痛い」などの感覚とは異なる「痛み」であり、
これはコロナ感染症を「疑似体験」するワクチンである、と言い換えることができるかもしれません。
腕がはれたり、肩や関節が痛んだり、だるくなったり、熱が出たり、頭痛がしたり、まるで風邪にかかったかのような反応が起きるのです。
そのような接種後の反応は、もはや「副反応」ではなく、このワクチンの「主反応」と言えるでしょう。
接種する側も、接種される側も、等しく同様の経験をしました。
私たち医療従事者も皆様と同様に接種し、その「痛み」を共有しています。


発生率もピークを迎えた昨年8月、接種スピードもピークを迎えました。
そのワクチン接種効果は発生率の低下に現れ、この間に練馬区と練馬区医師会は連携を取りながら、
第6波に備えた可能な限りの体制を検討することができました。
対処法も増え、ワクチンの準備も整い、かかりつけ医は1月下旬からのブースター接種に備えています。

2回の接種で作られた抗体は経時的に減衰はしても、8ヶ月で全て消失することはありません。
皆様が接種される3回目のワクチンは揃っております。私もブースター接種を受けます。
接種券に記載されたそれぞれ皆様の接種時期に合わせて、余裕を持ったご予定を立てられ、
慌てずに接種をされていただきたいと思います。


第6波は必ず収束します。
その期間をできるだけ短く、ピークをできるだけ低く、重症者を出さないことが、このワクチンの目的です。
前川区長の号令の下、さあ、しっかりとこの感染症を抑え込みましょう!練馬区モデルで!

お問い合わせ

健康部 健康推進課 健康づくり係  組織詳細へ
電話:03-5984-4624(直通)  ファクス:03-5984-1211
この担当課にメールを送る

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