鈴木蘭々さん(タレント・女優)
ページ番号:211-810-110
更新日:2025年2月20日
第四回目ゲストは、練馬区出身のタレント・女優・鈴木蘭々さん。
練馬で遊んだ子ども時代の話から、芸能界でスター街道を走りだす秘話まで、なんでも
気さくに話してくれて、とても素敵な人だったなぁ!
ではインタビューをご覧くださいねり!
ねり丸:今日はなんと、練馬区役所に鈴木蘭々さんが来てくれたねり!わざわざ足を運んでくれてありがとうございますねり~!
ーー鈴木さん:練馬区に住んではいたんですけど、実は区役所に来たことなかったんですよ。来られて嬉しいです。今日はよろしくお願いします!
関町で過ごした子ども時代
ねり丸:今日は練馬区での思い出や、子ども時代のお話を聞きたいと思っているねり!鈴木さんが住んでいたのは練馬のどのあたりねり?
ーー鈴木さん:18歳まで関町に住んでいました。あのあたりはキャベツ畑が広がっていて、土の匂いがあって、自然豊かな地域ですね。実は去年の秋ごろに懐かしくなっちゃって、当時の実家のあたりをウロウロしてみたんですよ。
ねり丸:なんと!まだキャベツ畑はたくさんあるけど、結構新しくなっているところも多かったねり?
ーー鈴木さん:そうですね、だいぶ変わっちゃってました。大家さんのところの壁に書いてある落書きとか残ってるのかな、と思って見に行ったり。実家のあった場所も巨大なマンションに変わってましたし、近所に大正海上※1の社員寮みたいな建物もあったんですけど、そこも素敵なマンションになってましたね。
ねり丸:進化する街は素敵だけど、幼少期に見た景色が変わっていくのは少し寂しいねり。
ーー鈴木さん:寂しいですね~。当時まわりには自然を感じる場所がたくさんあったので、当たり前にその中で遊んでいましたね。銀杏やムカゴを採って食べたり、竹林でかくれんぼしたり。一番よく遊んでいたのは、今は立野公園※2になってるんですけど、当時は中央グラウンド(中央大学の野球場)があって、そこに秘密基地を作っていました。基地好きで、3か所ぐらい拠点を持ってたんですよ。中で駄菓子を食べたり、あえて雨の日に行って雨に基地がどれくらい耐えられるのか実験してみたり、ツヤツヤの泥団子作ったり。怪我したらその辺に生えてるドクダミを潰して擦り込んで、たくましく生きてましたね。
ねり丸:わ~なんてワイルド!なんだか冒険みたいで楽しそうだねり!ボクも鈴木さんと一緒に遊んでみたかったなぁ~
ーー鈴木さん:すごく活発でハッピーな子どもで、毎日「今日が今までで一番楽しかったね~!」って言いながら帰ってました。
※1 大正海上:大正海上火災保険。現:三井住友海上火災保険のこと。
※2 立野公園:練馬区立野町32-1
子どもの頃の夢
ねり丸:鈴木さんの子どもの頃の夢はなんだったねり?
ーー鈴木さん:夢はずっと歌手になることです。芸能界にあこがれてました。松田聖子さん、ミポリンが好きで、ランドセルのカバーの時間割を入れるところにポスターを入れたりして。鏡の前でよく歌ってましたね。当時ライラック少年少女合唱団に所属していて、ボニージャックスとコラボして歌う機会があって、練馬文化センターで初舞台を踏んだのは良い思い出です。小学生の卒業文集には、「アイドルになりたい」って傍若無人なことを書きました。
ねり丸:でも実際夢を叶えたんだねり!スカウトされたとき、まわりの反応はどうだったねり?
ーー鈴木さん:中学生の時に原宿でスカウトされたんですけど、そのことは友人には言わなかったんですよ。変に気を遣われたら嫌だなと思って。親は割と放任主義だったんで、そのときの記憶はあまりないですね。でも当時、自分の感覚がすごく鋭かったのを覚えてるんですよ。ビジョンが明確で、冴えわたってたんです。ピンときたらすぐ行動して、判断も早くて、やりたいこともハッキリしていました。
スターになるまで
ねり丸:なんだかスゴイ話ねり。その後本当にスターになっていくから、その直感は正しかったんだねり。
ーー鈴木さん:でも売れるまでは少し時間がかかりましたね。オーディションの打率が悪いって怒られちゃうくらい。例えばCMのオーディションとかって絵コンテをもらうから、どんなキャラクターが求められているかわかるのに、それをあえてやらなかった。みんなと同じことしてもしょうがないって思ってたんですよ(笑)しかも、人は人、私は私、という感覚があったので、落ちても悔しさをあまり感じてませんでしたね。ちょっと達観気味で、大人びた子どもだったと思います。
ねり丸:たくさんのオーディション参加者の中で個性を発揮するだけでもすごく度胸があるんだねり。その後何か転機があったねり?
ーー鈴木さん:少しずつオーディションに受かり始めたとき、事務所を移籍することになったんです。ザテレビジョンという雑誌の白黒ページに「今話題のCM少女」の特集があって、その中の一人だった私を売り出したいと言ってくれた人がいて。その人がたまたま、私の通っていた石神井西中学校の後輩のお父さんと知り合いだったんです。ご縁があって、引き抜かれて、移籍が決まりました。いつもペイズリー柄のセーターを着た、なかなか個性的な社長だったんですけど、熱意がすごかった。当時15歳くらいの私に「命かけます」と言った言葉を強烈に覚えています。この人とやっていこうと思いました。
ねり丸:なんて格好いいセリフねり~!そこからの活躍はポンキッキーズをはじめ、目まぐるしいものがあるんだねり。
ーー鈴木さん:その社長は某有名芸能事務所から独立したばかりで、私を売り出すために事務所を引き払って、家の電話で仕事の対応をして、ベンツを売って、連絡手段はポケベルだけ。社長営業・私現場みたいな二人三脚っぷりでした。ポンキッキーズも私が好きな番組で、オーディションの話を持ってきてくれました。
ねり丸:社長の本気度が伝わるねり。ポンキッキーズの頃の鈴木さん、とっても可愛くて大好きだったなぁ~!そんな当時の行きつけのお店などはあるねり?
ーー鈴木さん:ことごとく無くなってますけども、よく塾の帰りに行っていたのは、びっくりドンキー※3ですね。ここは今も小学校の横にあります。あと、まだ健在のお店でいうと、「TEXAS」※4というステーキ屋さんが、武蔵関駅改札のすぐ近くにあります。懐かしの看板も変わってなかったです。この間、実家近くを歩いたときにまだあるのを見つけて、ハンバーグステーキを食べました!美味しかったですね。
※3 びっくりドンキー関町店:練馬区関町東1-18-12
※4 ステーキハウス テキサス武蔵関店:練馬区関町北4-2-13 ロータスロードビル3F
鈴木さんからメッセージ
ねり丸:わ~!ボク、ハンバーグステーキだ~いすき!今度絶対行きたいねり!
最後に、一言お願いしますねり。
ーー鈴木さん:地元に帰ってくると、しんみりじんわり、懐かしい気分になります。畑が残っている景色も嬉しかったですね。だから、緑をたくさん残してくれていてありがとう!と言いたいです。
ねり丸:鈴木さん、貴重なお話、本当にどうもありがとうございましたねり~!!
お問い合わせ
区長室 広聴広報課 広報戦略係
組織詳細へ
電話:03-5984-2693(直通)
ファクス:03-3993-1194
この担当課にメールを送る


このページを見ている人はこんなページも見ています


法人番号:3000020131202
練馬区 法人番号:3000020131202
