このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
練馬区Nerima city office
みどりの風吹くまちへ
  • お問い合わせ
  • くらし・手続き
  • 子育て・教育
  • 保健・福祉
  • 区政情報
  • 観光・催し
  • 事業者向け

がいこくのひとむけ

手続き案内サービス・リアルタイム窓口混雑情報

みどり・緑化

  • Q&Aよくある質問 外部サイト 新規ウィンドウで開きます。
  • お問い合わせ
サイトメニューここまで

本文ここから

假屋崎省吾さん(華道家)

現在のページ
  1. トップページ
  2. 区政情報
  3. 広報
  4. ねりま推し
  5. 假屋崎省吾さん(華道家)

ページ番号:347-652-030

更新日:2025年1月9日

第三回目ゲストは、練馬区出身の華道家・假屋崎省吾さん
  
メディアでお見かけするイメージそのままに、上品でパワフルでエネルギッシュな假屋崎さん!
ずっと聞いていたいくらいお話が面白くて、すごく楽しい時間だったねり~。
  
ではインタビューをご覧くださいねり!


 

ねり丸:(緊張するねり・・・。華道家さんってどんな感じなんだろうねり・・・。)
  
ーー假屋崎さん:おはようございます~!あなたがねり丸ちゃんね? さ、インタビューをはじめましょう!

石神井で過ごした子ども時代

り丸:(入ってきた瞬間から現場が明るくなったねり!)よろしくお願いします!今日は石神井出身の假屋崎さんに、当時のことをたくさん聞きたいと思っているねり。

ーー假屋崎さん当時の石神井は、もう本当にのどかでしたよ。今から65年も前ですから。うちの周りは、大根畑というよりは、切り売りをする芝生が占めてましたね。
  
ねり丸:65年前の石神井の姿、知らなかった~!假屋崎さんはどんなおうちで生まれ育ったねり?
 
ーー假屋崎さん:父は鹿児島出身で、築地で働く中央区の公務員。母は長野出身で、銀座で働くOL。まさに「銀座の恋の物語」なわけ。東京に家がない二人は、運よく抽選で当たった新築の都営住宅に移り住んで、私はそこで生まれ育ちました。六畳間、四畳半、トイレ、台所があって、お風呂は無し。棟割長屋(むねわりながや)といって、お隣と押し入れで繋がっているお家でしたね。
  
  

ねり丸:棟割長屋!初めて聞いたねり~

ーー假屋崎さん:でもね、小さいころから不思議だった。石神井って、土地を持っている人が多くてね。まわりには御殿のようなおうちがたくさんあって、お友だちのおうちも門構えから全然違うの。どうしてこんなに家が違うのかしら?と小さい頃から不思議でしょうがなかった。でも、何不自由なく育ててくれて、うちの父も母も貯金は1円もしない主義。美味しいものをしょっちゅう食べて、家庭教師もつけてもらって、小学生の頃はバイオリン、中学からはピアノを習わせてもらってました。それからよく旅行にも行ってましたね。

ねり丸:すごく豊かな感性が育ちそうな環境ねり!当時の趣味はなんだったねり?

ーー假屋崎さん:父が建築の仕事だったので、神社仏閣が好きで、そんなプラモデルをいっぱい作っていましたね。そして、なんといっても園芸ですね。お花が大好きな両親で、いつも庭で育てていました。気が付いたときには当たり前に手伝うようになって、いつも片手にジョウロを持った園芸少年になりました。この道に入るルーツです。

  
ねり丸:假屋崎さんの鮮やかなアイデンティティは両親の影響がたくさんあるんだねり。
    当時の行きつけのお店はあるねり?

ーー假屋崎さん:母が、お茶が好きでね。茶菓子を買いに行くでしょ。今もまだあるんだけど、石神井の「新盛堂」※1っていう和菓子のお店によく買いに行ってました。それから「たつみ庵」※2っていうお蕎麦屋さんではよく出前を取っていましたね。
  
ねり丸:わ~!假屋崎さんのルーツに触れるお店がまだあるのはうれしいねり。今度行ってみようっと。

ーー假屋崎さん:それからね。もうお店はなくなっちゃったんだけど、当時はLP。わかるかしら。レコードのこと。石神井公園の駅から進んだ突き当りにあって、そこでクラシックピアノのLPを毎月何枚も買ってました。あと石神井に映画館があったのは知ってる?「大魔神」とか「妖怪百物語」を観たりしましたね。そういうものに、全部お金を使っちゃうおうちだったんだけど、それは、生活を楽しむために使ってた“生き金”なわけ。

  
※1 新盛堂:東京都練馬区石神井町3-30-2 水曜定休
※2 たつみ庵:現在は閉店

様々な体験をとおして

ねり丸:体験にお金を使うってとても大切なことねり~

 
ーー假屋崎さん:本当に何不自由なかったんだけど、最初に言ったとおり、家(棟割長屋)のことだけがなんかおかしかった(笑)。それがずっと頭の中に残っていて、大人になったときその反動で大枚叩いて立派な家を造ったり買ったりするようになっちゃった。小さな頃から立派な家に住んでたらこうはならなかった(笑)。今は家を建てるのが趣味ね。
 
 
ねり丸:そんな趣味の人いるんだねり!?格好いい~
 
ーー假屋崎さん:もう65歳だし。いいのよ、お金残したって意味ないんだから。いろんなところに引っ越しした末に、今は鎌倉に住んでいます。ほかの家が見えないよう、窓の外は全部木やお花をいっぱい植えています。この先は、今までやれなかったことをやっていこうかなって。そう思うと、石神井で生まれ育った生活というのは、とっても穏やかで満ち足りていて、のんびりしていて、もう帰ってこないけど、素敵な日々を過ごせたなと思っています。

ねり丸:假屋崎さんのお話から、すごく素敵な記憶なんだって伝わってきますねり。今のお仕事でたいへんなことや、苦労したことはありますか?

ーー假屋崎さん:人間関係ね!どこの世界も、嫉妬妬み嫉み!これには苦労しましたね。作品は迷わないし、アイデアはいくらでも湧いてくるの。普通マンネリ化とか言うでしょ。私は一切ないですよ。いけ花だけじゃなくて、いろんな美しいものを見てるから。歴史も海外も建築もインテリアもファッションも、おいしいものも大好き。いろんなものに触れると感性は研ぎ澄まされていきますよ。

假屋崎さんからメッセージ

ねり丸:ボクも、いろんなものに触れていくねり!
    最後に練馬区のみなさんに向けてメッセージをお願いしますねり!

 
ーー假屋崎さん:住めば都。散歩をする、お店に入る、四季折々を楽しむ、行ってみる、やってみる。球根も植えないと花を咲かせないでしょ。なんでも挑戦したら、その先に花が咲いて、人生が変わります。薔薇色の人生が練馬で待ってますよ!
 
 

お問い合わせ

区長室 広聴広報課 広報戦略係  組織詳細へ
電話:03-5984-2693(直通)  ファクス:03-3993-1194
この担当課にメールを送る

本文ここまで

サブナビゲーションここから

このページを見ている人はこんなページも見ています

情報が見つからないときは

フッターここまで
ページトップへ