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杉谷拳士さん(元プロ野球選手)

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  5. 杉谷拳士さん(元プロ野球選手)

ページ番号:252-928-140

更新日:2024年10月14日

第二回目ゲストは、練馬区出身の元プロ野球選手で、今も“前進”し続けている杉谷拳士さん
  
杉谷さんがお部屋に入ってきた瞬間から空間がパッと明るくなって、そのお人柄にみんな惚れ惚れしたねり~!
サービス精神の塊で、求心力があって、みんな杉谷さんのファンになっちゃった!
  
ではインタビューをご覧くださいねり!


 

ねり丸:ねり丸といいます!今日はよろしくお願いしますねり~
  
ーー杉谷さん:ねり丸!かわいい~ 練馬大根がモチーフなんですか?僕、練馬スパゲティ※が大好きだったんですよ!

  
り丸:わ~そう言ってもらえると嬉しいねり!ボクも練馬スパゲティ大好き!
杉谷さんは、いつ頃まで練馬区で過ごしていたねり?
  
ーー杉谷さん高校生までです!中学は大泉西中学校でした。高校は帝京高校に進みましたが、実家から通っていましたね。


※練馬の代名詞「大根」をたっぷり使った学校給食。和風スパゲティ

緑豊かな練馬で遊んだ子ども時代

ねり丸:大泉学園出身なんですね!子どもの頃はどんな子だったねり?

  
ーー杉谷さん:ワンパクでしたね~。「杉谷の次男坊がきたぞー!」なんて言われたりして。大泉学園は畑と公園が多くて、基本外を駆け回ってました。ドロケイとか、マルフミ(マンホールを踏む遊び)とか、夏場は水風船でバトルとか(笑)でも一番は、野球が多かったかな。
 
 
ねり丸:やっぱり野球少年だったんだねり!
 
ーー杉谷さん:学園球場※っていうのがあって、そこでずっと野球をやってました。正面入り口じゃなくて、横のネットからみんな入るんです。・・・でもその野球場、なくなっちゃったんですよ。ちょうど引退しようと決めていた時期にそれを聞いて、居ても立ってもいられなくなって、地元に帰りました。最後に野球場を見ようかなと思って。
  
  

ねり丸:大切にしていた場所だったねり。

ーー杉谷さん:久しぶりに帰って学園球場のグラウンドに入って、ベンチに座りながらいろんなことを思い出しました。毎朝走ってたなーとか。好きな子が犬の散歩に来る場所で、それを絶対逃すまい!と思って走って(笑)僕の初恋の思い出の場所でもあったのに・・・。

ねり丸:青春の思い出が詰まった学園球場。なくなってしまって寂しいねり~

ーー杉谷さん:本当に寂しいですね。外野でサッカーやって、内野で野球やったりして。楽しかったなぁ。

※練馬区立立野山の森緑地に併設していた大泉学園少年野球場のこと。現在は閉鎖。

ねり丸:野球を始めたきっかけは何だったねり?

 
ーー杉谷さん:きっかけは兄ですね。そのときのことは鮮明に覚えています。僕は小学2年生のときサッカーをしていたんですけど、兄が毎週土日にニコニコしながら野球の練習に向かっていて、「何がそんなに面白いんだ?」と。覗きに行ったら、あまりにも楽しそうに野球をしているのを見て、気づいたときにはサッカーのユニフォームを着たまま練習に参加していました。そこから野球一本です!
 
 
ねり丸:それだけ惹きつける魅力が野球にあったんだねり!
 
ーー杉谷さん:初めて見たとき、何がどうなったら打てるんだろうとか、わからなかったんです。練習に参加してみても難しいと思うことが多くて、挑戦してクリアしてみたい、と思いました。

ねり丸:難しいから面白い、わからないから挑みたいってカッコいいねり~!プロを目指したきっかけはあるねり?

ーー杉谷さん:西武ドームや神宮球場にプロ野球を観に行ったときに、プレイひとつで物凄い歓声があがることに胸を打たれました。そして何より、松井稼頭央さんの存在が大きかったです。右投げ両打ちで、とにかく格好良くて大好きでした。シートノックから見たくて、みんなで放課後に学校を飛び出して観に行ったのを覚えています。

ねり丸:だから杉谷さんも両打ちねり?

ーー杉谷さん:もともと右投げ右打ちだったんですけど、高校3年の時にプロとしてどうやったら戦っていけるか考えて、左でも打ってみようって思いました。まさかプロに入って憧れの松井さんと同じグラウンドに立つことになるとは思いませんでしたね。内心バクバクでした。

ねり丸:憧れの人とプレイする未来が待ってるって、学生時代の杉谷少年に教えてあげたいねり~!学生時代、大事にしていた考え方はあるねり?

ーー杉谷さん:団体スポーツなので「仲間」を大事にしていました。僕は小中高キャプテンだったんですが、一人のミスで試合に負けてしまうことはあるけれど、そのミスをカバーしてくれるのも仲間だと小学生のときに気づいたんです。最初は「俺が打てばいいんだ!」「俺が投げればいいんだ!」と思っていましたが、試合でうまくいかなくても、まわりの仲間が助けてくれて試合に勝ったときはすごく嬉しかったし、その仲間たちとこれからも野球ができると思ったら、次の試合も頑張れるんですよ。

ねり丸:すごく大事なことに小学生のときから気づいていたんだねり!ボクも仲間を増やしていきたいねり~!

ーー杉谷さん:勝つためにチームでどう戦っていくのか考えるのも楽しかったですね。プロセスを楽しむというか。みんなで「次もあのピッチャー出てくるのかな」、「あいつは球が緩いからバトミントンの羽でゆっくりの球を打つ練習してみよう」なんて、学園球場で話したりして。
そうそう、何の巡り合わせか、小学生のときからずっと対策を考えてきたその相手チームのピッチャーと高校生のときに再度対戦することになったんです。しかも、どっちが甲子園に進むか、みたいな一戦で。一番大事な場面でその球を打てたときのことは忘れられないですね。同じように緩い球だったんですよ!みんなで学園球場で話し合っていた“あの球”です。そこで甲子園出場が決まったとき、真っ先に学園球場に行きましたね。

ねり丸:仲間と試行錯誤した時間が実った瞬間ねり…!

たくさんの経験を積み重ねて、勝利を手にしてきた杉谷さん。悔しい経験をしたことはあるねり?

 

ーー杉谷さん:帝京高校に入ったときは、まわりの体格の大きさに打ちのめされましたね。同級生にも先輩にも、中学時代に名を轟かせていたライバルたちがたくさんいて、頼もしくもあり、震えもしました(笑) 最初はスピードについていけなくて悔しかったですね。ご飯も食べる量が全然違うんですよ!今思うと本当に効率が悪いトレーニングをしてたなと思うんですけど、あの時はそういうものだったんで、1食3合食べなきゃいけない、みたいなことがあって。 食べる選手はいい選手だ!と言われていて、泣きながら食べてました(笑) 母親が毎朝4時に起きて作ってくれていたんですけど、バッグの半分くらいがお弁当箱でしたね。

 

ねり丸:すごい時代ねり…!そんな大変な環境をどうやって乗り越えたねり?

 

ーー杉谷さん:「元気、根性」ですね。絶対引かない!って思ってたんですよ。先輩にもガツガツ意見して、プレイに疑問を感じたら「さっきなんであんなバッティングしたんですか?」なんて聞いていました。生意気だと思われていたでしょうね。でも、とにかく真剣にぶつかっていったんです。そしたら全体ミーティングで、監督が「夏からこいつを使うぞ」と言ってくれました。

 

ねり丸:そのメンタルが培われたのはどうしてねり?

 

ーー杉谷さん:恩師の菅井監督に中学1年で出会って、その秋に「拳士、プロを目指しなさい」と言われました。「プロを目指していいレベルなんだ」と、野球への向き合い方が変わりました。


ねり丸:今の野球少年たちにメッセージをお願いしますねり!


ーー杉谷さん:とにかく純粋に野球を楽しんでほしいです。僕は、どうすれば自分は野球がうまくなるのか、もっと楽しめるのか、を常に考えていました。練習をしなければ、走りにいかないと、と思ったことはありません。楽しんでいれば、自然といろんな練習方法が浮かんできますし、できることが増えるたびにもっと面白くなります。ポジティブに考え続けたおかげで、野球のことを嫌いになったことはありません。努力しないと!ではなく、楽しんでください。

練馬区の行きつけのお店

ねり丸:今も通う行きつけのお店はあるねり?

 
ーー杉谷さん:これね~、ホントは言いたくないんですよ?(笑) でも教えます。「焼肉レストラン清光」※さんです。活躍したら両親が連れて行ってくれた特別な場所です。「将来プロ野球選手になったら、清光のお肉をたくさん食べるぞ!」と思っていました。今でも地元に帰ると挨拶しに行きます。タレ焼肉が美味しくて、カルビとハラミが最高です。白米は必須ですね。
 
 
ねり丸:最後に、練馬区のみなさんに向けてメッセージをお願いしますねり!
 
ーー杉谷さん:練馬区は人が温かい街です。僕は学生のころから、たくさん声をかけてもらって、見守られて育ってきました。大好きな街です。緑が減りつつあるなか、練馬区は自然豊かな土地なので、子どもたちがからだをめいっぱい動かせる場所を守り続けてほしいですし、子どもがワンパクに遊ぶ姿を温かく見守ってほしいです。キャッチボールや、サッカーのリフティングくらいは目をつむって、僕がそうしてもらったように、今も子どもたちと温かく接する街であってほしいなと思います。

  
※「焼肉レストラン清光」 練馬区西大泉3-27-22

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