庁議の記録（平成25年度）　第10回定例庁議（2月20日）

平成26年2月20日（木曜日） 午前9時から午前9時30分

庁議室

区長、副区長、教育長、技監（環境まちづくり事業本部長兼務）、区民生活事業本部長、健康福祉事業本部長、区長室長、企画部長、危機管理室長、総務部長、区民部長、産業経済部長、地域文化部長、福祉部長、健康部長（地域医療担当部長兼務）、練馬区保健所長、環境部長、都市整備部長、土木部長、会計管理室長、教育振興部長、こども家庭部長、選挙管理委員会事務局長、監査事務局長、議会事務局長

企画課長、財政課長、総務課長

広聴広報課長、経営改革担当課長

【審議事項】

1 平成25年度　3月補正予算案について

2 （仮称）ねりまシティマラソン実施本部の設置について（案）

【報告事項】

1 平成26年2月9日執行　東京都知事選挙の結果について

2 その他

　平成25年度第10回定例庁議を開催いたします。議題に従って進めさせていただきます。本日は、審議事項2件、報告事項が1件です。
　はじめに、審議事項1番、平成25年度3月補正予算案についてです。3月に追加提出を予定していますので、財政課長から要点を説明させていただきます。

　今回の補正予算については、年度予算の整理を行うとともに、特別区民税12億円の増と財政調整交付金30億円の増を踏まえ、繰入金58億円の減と起債額29億円の減などを行いまして、差引18億8,700万円の減額を行うものです。
　資料の1頁をお願いします。平成25年度都区財政調整再調整方針です。第二の基準財政需要額については、4つの経費を再算定しております。
　2頁をお願いします。平成25年度都区財政調整再調整概要です。普通交付金の再調整額424億9,700万円で、当初算定額は10月の時点で190億700万円でありましたが、今回、固定資産税や法人住民税の税収増による交付金の増234億9,000万円で、合計で424億9,700万円となります。
　これを原資といたしまして、再調整の内容ですが、普通交付金所要額421億7,100万円、内訳は記載のとおりです。特別交付金への加算3億2,600万円となります。再調整後の交付金の総額は、9,361億100万円で、普通交付金8,889億7,000万円、特別交付金471億3,100万円となっております。
　つぎに、平成25年度の財政計画の修正表についてご説明いたします。ア欄に既定財政計画（10月補正時点）、イ欄に今回修正財政計画、ウ欄に増減を記載しています。主にウの増減欄でご説明いたします。
　特別区税11億7,576万3,000円、特別区民税の増収によるものです。特別区財政調整交付金のうち普通交付金については、先ほど説明した追加交付予定として30億1,038万3,000円を計上しています。
　地方揮発油譲与税以下、地方特例交付金までにつきましては、国の徴収動向を勘案し、定めているものです。この結果、小計として49億815万円の増額となっております。
　一方、財政調整基金繰入金については、51億円を予定していましたが、6億7,713万1,000円の縮減の措置を行い、44億2,286万9,000円としております。
　収益事業収入欄には、1,500万円が計上されています。これは特別区競馬組合の収益として各区に1,500万円の配分があったものです。
　これらを整理した結果、イの今回修正の財政計画の合計は、1,591億8,686万2,000円となっています。

　つぎに、カの欄の合計欄1,547億円余については既に予算に計上しているもので、イの今回修正分との差し引き残高が、クの欄の合計44億4,789万2,000円となり、今回これを補正予算の財源として活用します。
　つぎに、4頁をお願いします。一般会計の歳入と歳出の一覧を表で記載しています。上段の歳入の一般財源につきましては、先ほど説明しましたので、特定財源について、主だったものをご説明いたします。
　国庫支出金については、22億2,416万1,000円の増、454億913万3,000円となっています。これは、臨時給付金の増額にともなう措置でございます。
　繰入金については、105億2,126万8,000円を予定していましたが、先ほど説明した財政計画の修正により、基金繰入を58億3,166万8,000円の減といたしました。特別区債につきましては、29億3,860万円の減としています。
　下段の歳出ですが、臨時給付金の関係で、保健福祉費が26億5,073万8,000円の増となっています。
　つぎに、5頁の一般会計補正予算の概要です。今回は、減額補正です。補正額18億8,768万8,000円の減額となり、補正後の額は2,344億4,689万2,000円となっています。以下に主な事項を記載していますので、お目通しください。
　12頁をお願いします。繰越明許費の補正です。国の予算措置に対応して臨時給付金経費を平成25年度予算に措置していますが、執行は平成26年度となるため、24億9,443万4,000円を限度に繰越明許とするものです。
　つぎに、債務負担行為の補正です。仮称平和台駅地下自転車駐車場第2工区整備につきまして、来年度に債務負担をかけておりましたが、用地買収との関係で、東京都の工事が遅れているため、債務負担をとりやめるものです。
　つぎに、特別区債の補正です。起債限度額の補正額合計を29億3,860万円の減とし、起債限度額を44億9,040万円としております。

　13頁をお願いします。積立基金現在高です。一般会計では、平成25年度予算額取崩し予定額46億6,800万円、積立予定額26億6,000万円、この結果、平成25年度末現在高見込574億1,900万円となっております。また、平成26年度末現在高見込額は、519億1,500万円となっております。
　14頁をお願いします。積立基金の補正です。これは、今回の補正にかかる積立金の動向でございます。補正額の取崩し額の合計は58億7,300万円の減で、取崩しをやめて、一方、14億9,000万円の積立を行うものでございます。主な内容は、施設整備基金に積み立てることとしています。
　つぎに、特別会計の補正です。国民健康保険事業会計につきましては、保険給付費が16億5,000万円の減等の要因により全体で14億8,037万円の減額補正です。介護保険会計につきましては、保険給付費17億754万円余の増額等により、全体として15億9,495万円の増額補正です。以下、お目通し願います。
　なお、最後の20頁に、今回の補正の主な内容である「臨時福祉給付金」および「子育て世帯臨時特例給付金」にかかる概要を掲載しておりますのでお目通しください。

　補正予算案について、ご質疑をいただきたいと思います。ないようですので、3月補正予算として手続きを進めていきたいと思います。
　つぎに、（仮称）ねりまシティマラソン実施本部の設置について、地域文化部長お願いします。

　（仮称）ねりまシティマラソンを来年3月29日に実施するにあたり、庁内実施本部を設置することといたしましたので、その内容を説明させていただきます。
　スポーツの一層の推進とともに、練馬区の魅力を内外に発信する新たなイベントとなるよう、多くの区民や事業者のご協力をいただきながら、（仮称）ねりまシティマラソンを実施するものでございます。
　このため、区のスポーツ団体、産業・経済団体、また町会・自治会等を構成員とする（仮称）ねりまシティマラソン実行委員会を、本年3月26日に立ち上げることとしております。
　このようなことから、区と実行委員会との連絡を密にし、調整を行い、庁内の連携および情報共有を図って、総合的に事業を推進するため、庁内に（仮称）ねりまシティマラソン庁内実施本部を設置するものでございます。
　庁内実施本部の設置期間は、実行委員会が3月に立ち上がりますので、これに合せて平成26年3月から予定しております。
　コース案をご覧ください。スタートは光が丘公園の北側道路で、赤、青、緑の線の順番に、渦を巻くようなコース設定となっております。ゴールは光が丘公園内の競技場で、地図上に書かれた数字は距離を示しております。不足する距離は光が丘公園内で調整することとしております。
　資料3へお戻りください。
庁内実施本部の構成は、本部長を区長に、副本部長を副区長および教育長にお願いしております。本部員は庁議の構成員とし、また広聴広報課長、地域振興課長、スポーツ振興課長を幹事としております。
　実施本部の所掌事項は、主に4点ございます。一つ目はシティマラソンに係る庁内の実施体制の構築および情報共有に関すること、二つ目は実行委員会との連携および調整に関すること、三つ目はシティマラソン開催に向けた気運醸成、啓発・広報活動に関すること、四つ目はシティマラソン開催を契機とした地域の振興やシティプロモーションに関することとしています。
　

　実施本部のもとに、（仮称）ねりまシティマラソン実施専門部会を設置します。当専門部会では、実施本部の指示に基づき本部所掌事項の分野別の課題等について調査・検討を行い、実施本部に報告するとともに、必要に応じて庁内調整等を行います。実施専門部会は、部会長、副部会長および委員により構成し、部会長、副部会長、委員は別表1に掲げる職にある者をもって充てさせていただきます。
　別紙の「（仮称）ねりまシティマラソン庁内実施本部および実施専門部会の構成（案）」を添付しておりますので、お目通しください。
　実施本部および実施専門部会の庶務につきましては、地域文化部スポーツ振興
課において処理することとしています。
　本事業の実施にあたりましては、大きな交通規制を行いながらの実施となります。各部課におきましては、当日の行事等との調整もいただきたいと存じます。ご協力よろしくお願いします。

　この件について、ご質問等がありますか。ないようですので、報告事項の2番、東京都知事選挙の結果について、選挙管理委員会事務局長からご説明をお願いします。

　平成26年2月9日に行われました東京都知事選挙の結果についてご報告します。
　投票日の前日の土曜日には、大雪のため、各学校の校門から投票所までの導線を確保するため、前日から雪掻きをしました。また、当日の日曜日には、いつもより早く参集し、雪掻きや融雪剤を撒いたりして、予定どおり7時に開設することができました。混乱もなく事故もなく、無事終了しました。ご協力ありがとうございました。
　投票結果でございますが、名簿登録者数582,552人、当日有権者数575,424人、投票者数および投票率は、275,787人で47.93％となりました。確定時刻は、23時03分でした。
　投票区別投票者数および投票率は、記載のとおりです。お目通しください。
　つぎに、期日前投票所別投票者数および投票比率ですが、総数で63,789人で、投票者数に占める割合は23.13％となっております。
　開票結果は、下段の表のとおりです。

　東京都知事選挙の結果について、ご質問等がありますか。ないようです。その他にございますか。ないようですので、以上をもちまして庁議を終了させていただきます。