庁議の記録(平成21年度) 第2回臨時庁議(12月28日)
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ページ番号:346-418-596
更新日:2010年2月1日
開催日時
平成21年12月28日(月曜日) 午前9時から午前9時15分
開催場所
庁議室
出席者
1 庁議構成員
区長、副区長、教育長、区民生活事業本部長、健康福祉事業本部長、環境まちづくり事業本部長、企画部長、区長室長(危機管理室長兼務)、総務部長、区民部長、産業地域振興部長、福祉部長、健康部長(練馬区保健所長兼務)、児童青少年部長、環境清掃部長、都市整備部長、土木部長、会計管理室長、学校教育部長、生涯学習部長、選挙管理委員会事務局長、監査事務局長、議会事務局長
2 幹事
企画課長、財政課長、総務課長
3 関係職員
広聴広報課長、秘書課長
議題
1.三役あいさつ
2.その他
企画部長
ただいまから平成21年度第2回臨時庁議を開催します。
本日は、仕事納めの日ですので、三役からご挨拶をいただきます。はじめに、区長からお願いいたします。
区長
今年最後の庁議にあたり、一言ご挨拶を申し上げたいと思います。
今年は、日比谷公園の年越し派遣村が象徴するように、区民生活に不安な影を落としながらの幕開けとなりました。
そして、世界中で一斉に起きてしまった金融不況です。過去にも金融危機はありましたが、今のように経済のグローバル化の中では、一つの国で問題が起きると、更に大きくなって世界中に広がっていきます。日本もその影響を大きく受けた一年間であったと思います。
いずれにしても、この金融不況によって起きた世界中の経済の落ち込みが、日本にも、また練馬区にも当然のこととして起きた訳です。従って本来あるべき財政収入が、非常に大きく落ち込んでおり、財政課は大変な苦労をしていると思っています。私たちは、今までと同様に本当に必要なものだけを支出していく、そしてその効果を最大に上げていかなければならないという、切迫した事態を迎えている、といえると思います。
また、今年は、新型インフルエンザへの対策に追われた年でもありました。新型インフルエンザがどんな正体を現すのか分からない状態の中で、対策本部を作りました。結果的に見れば、新型インフルエンザは毒性が弱く、通常の季節性インフルエンザと同じということで、スペイン風邪の時と比較すれば、少ない被害となったのではないかと思っています。私もマスクを買いましたが、一枚も使わずに済みました。いずれにしても、保健所は、対策に追われて大変だったと思います。
それから、定額給付金の支給事務も大変だったと思います。給付金をあまねく支給するということで、区では特別に組織を編成して対応しました。
数え上げればきりがありませんが、それぞれの組織がいろいろな課題を抱え、皆さんの強い団結力、強い意思を持って、それぞれの難局を切り開いてきたと思える一年でありました。練馬区の組織というものは、柔軟性があり、また時には戦う姿勢も持っているということで、強い組織だと痛感したところです。
一年間は、あっという間に終わりましたが、そういった多難なもの以外に、大きな喜びが一つあります。それは新たな基本構想ができたということです。最初の基本構想ができてから30年間、基本構想には全然手をつけてきませんでした。しかし、30年の間に、時代も練馬区の行政の中味も、すっかり変わりました。新たな基本構想を必要とする、また、それに基づいた長期計画を策定するということが、現在の練馬区にとっては、大事なことであると思います。
新たな基本構想が、議会で大方の賛同をいただき、第四回定例会で可決されたことは、大きな喜びであります。ここに至るまで、基本構想に関わった多くの皆さんが、最善の努力を果たした結果だと思っています。現在策定中の長期計画が、どれだけ区民の為になるかどうかは、皆さんの双肩にかかっていると思っています。来年もまた厳しい財政状況が続きますが、その中で一筋の光明を掲げて、私達は新しい年に前進しなければならないと思っています。
いずれにしてもこの一年間、皆さんは大変なご苦労をしてきました。この苦労が来年大きな実りになるように、更なる努力を重ねていただきたいと思います。来年は、統一地方選挙の前年になります。世の中が非常にざわついてくる年でもありますが、私たちは区民の為に働く公務員でありますから、大きな流れは流れとしても、ざわめきは気にしないで、来年一年、一生懸命やっていただきたいと思います。
今年は多難な年でありましたが、大きな喜びも得られた年でした。一年間ご苦労様でした。
企画部長
ありがとうございました。続いて副区長お願いします。
副区長
一年間どうもありがとうございました。今、区長のお話しにもありましたように多難な年でありましたが、また成果の大きい年でもあったと思います。
金融危機・経済情勢からくる財源の落ち込みが非常に大きく、平成21年度の都区財政調整の再調整における減収が732億円になると、先程も財政課長から報告を受けました。当初の減収額が658億円でしたので、平成20年度当初見込みに比べ、今年度は1,400億円近い落ち込みという、大変厳しい年だったと思っております。この「空前」の落ち込みが、「絶後」であればよいのですが、22年度は更なる落ち込みが見込まれます。
現在、来年度の当初予算を策定中で、最後のまとめをしていますが、苦しい中でも区民生活を守るための取組を強めていく必要があると思っています。
さて、一昨年の区政独立60周年から新たな練馬区の発展に向けて取組んできた基本構想ですが、今年30年ぶりに策定することができました。10年先を目標とする基本構想の策定で、練馬区のつぎへの発展への礎が出来たのではないかと思っています。
第1回定例会で長期計画の策定と来年度の当初予算の審議をいただきますが、これを通じてつぎの発展に向けて、皆さんと力を携えて取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
企画部長
ありがとうございました。続いて教育長お願いします。
教育長
政権交代の時に、国土交通大臣がまず言ったのが八ツ場ダムの事でした。発言の一週間後にたまたまそこを通ることがあり、八ツ場ダムの工事中の橋脚が、オベリスクかモニュメントになるのかと思いました。一週間前にも行ってきましたが、道路工事を行っていました。昨年9月の初めに見た時は橋脚が立っているだけでしたが、それが全部繋がっていて、工事は進められているようでした。計画を立ててから50年間、温泉の方々のご苦労は大変だろうと思います。ただ歴史の流れとともに、いろいろと事情も変わってくるので、今後を一国民としてみていきたいと思っています。
一方、翻って区の教育行政を見てみると、南田中図書館、中村南スポーツ交流センター、石神井公園ふるさと文化館の3施設を造っていただきました。財政状況が厳しい中ではありましたが、計画通りに造ることが出来ました。
中村南スポーツ交流センターは、初めて指定管理者を導入しました。「東京ドームグループ」が受託していますが、経営の仕方を見てみますと、私たちの気が付かなかった事を取り入れています。例えば温水プールですが、25メートル6コースの温水プール一面に、夏冬ともにビニールを被せています。皆さん方のご家庭でも、お風呂のお湯の温度が下がらないように蓋の下にビニールなどで遮熱していると思いますが、それをプール全体にやっていました。これは区が直営で運営していた時にはまったく気が付かなかったことです。これによって1度違うと言っていました。1度違うという事は、その分燃料を使わなくて済むという事です。それから、スタッフの名前を全部写真入りで掲示してあって、利用者に安心感をもたらしています。事業もほとんど施設に空きがないように組んでいます。これらは私たちが今まで気が付かなかった事で、他の施設についてもそれらを学ぶようにと言っています。一方、石神井公園ふるさと文化館は、1年間に10万人の来館を目標にしています。厳しいとは思いますが、一生懸命やっていきたいと思います。
光が丘の学校の改修については、大変経費がかかるものですが、実施していただきありがとうございます。学校を減らしても、区の財政上の負担はそれほど変わりませんが、子供達の学ぶ環境ということでお願いをしました。後から使う4校と今後残る4校が、それぞれかなりの経費をかけて改修していたただいています。これらについても心から感謝を申し上げたいと思います。
いずれにしましても、教育委員会としては、志村区政のもとで子供達の為、区民の為に、一生懸命やってきた一年だったと思っています。これからも各事業本部、また各部の皆さんにご協力をいただきながら、教育委員会の目標を達成していきたいと思いますので、よろしくお願いします。この一年間ありがとうございました。
企画部長
ありがとうございました。以上で三役のご挨拶を終わります。2番のその他ですが、この際皆様から何かありますか。ないようです。それでは、以上で本日の庁議を閉じさせていただきます。一年間庁議に関しましてご協力ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
お問い合わせ
企画部 企画課
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電話:03-3993-1111(代表)
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