危険なブロック塀の撤去にご協力ください
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更新日:2023年4月14日
平成30年6月18日に発生した大阪府北部地震(最大震度6弱を観測)では、倒壊したブロック塀の下敷きになり、小学4年生の尊い命が失われる事故が発生しました。
練馬区では、この事故を受けて、区内のブロック塀をすべて点検し、安全性を確認しました。
点検の結果、安全性を確認できなかった塀は、約18,000件あり、そのうち傾きやぐらつきなど特に危険性が高い塀は約1,600件ありました。
区では、大阪府北部地震での死亡事故のようなことが二度と起こらないよう、危険なブロック塀を所有している方に個別に訪問し、撤去を要請しています。また、ブロック塀の撤去費用に対する助成制度を創設し、費用負担の支援をしています。
※ご自宅のブロック塀の危険性が高いかどうかは、以下の問合せにご連絡のうえご確認ください。
倒壊の危険性があるブロック塀を放置することの恐ろしさ
建築基準法ではコンクリートブロック塀等の適切な構造等について定めていますが、これらを満たしていない安全性に問題のあるブロック塀が区内にも存在しています。
特に、古いコンクリートブロック塀は、経年劣化などにより強度が弱くなっている恐れがあり、大規模な地震が発生した場合は倒壊する危険性が高いです。
倒壊時のケースにもよりますが、落下してくるブロック塀の重さは100キログラムを超えることもあり、通行人が下敷きになったときの被害は想像に難くありません。
鉄筋が通っている場合、全体が折れて倒れこんできます
組積造の場合、崩れ落ちる形で倒壊します
一つでもチェックがつくものがあれば、安全性に問題があると考えてください
ブロック塀の点検のチェックポイント(国土交通省)(PDF:260KB)
ブロック塀の所有者の責任
地震等による倒壊で、所有しているブロック塀が他人に危害を加えてしまった場合、「所有者(占有者)」は損害賠償の責任を負うことになります。
その場合、尊い命を奪うことにつながるだけでなく、損害賠償請求を受ける可能性があります。
過去の記録では、数千万円以上の損害賠償請求となった事例もありますので、ブロック塀所有者の皆様は、危険なブロック塀を所持しているリスクを認識し、ブロック塀の安全性を確認しましょう。安全性が確認できないブロック塀については、撤去にご協力ください。
危険なブロック塀は今すぐに対策を~撤去費用を対象とした助成制度があります~
ブロック塀の撤去費用の一部を助成する「ブロック塀等撤去費用助成」がありますので、撤去の際の費用負担としてご活用ください。
助成金制度の具体的な内容については、以下リンク先をご確認いただくか、問合せ先にご連絡ください。
ブロック塀の撤去後
撤去後のフェンスイメージ
撤去前のブロック塀
撤去後、フェンスにした例
生け垣化、フェンス緑化に対する助成制度
ブロック塀の撤去後、「生け垣化」や「フェンス緑化」に対する助成制度
ブロック塀等の撤去後にみどりを増やすため、生け垣化、フェンス緑化等をする際の費用の一部を助成する制度です
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お問い合わせ
危機管理室 防災推進課 防災調整係
組織詳細へ
電話:03-5984-1686(直通)
ファクス:03-3993-1194
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