江戸刺繍
絹糸で一針一針作品を作る江戸刺繍
安土・桃山時代(1500年代後半)からの古い歴史をもつ江戸刺繍には、その長い歴史のなかで磨き抜かれた独特の技術がある。様々な色糸・絹糸・本金糸・本銀糸・漆糸を主として用い、布に細い糸で刺していく事により、技を加えながら素晴らしい作品を作り上げてゆく。一般には難しいと言われているが、基礎を会得することにより、そう難しいものではない。しかし、手間をかけて、真心・努カ・感動を伝えるところに値打ちがあり、創作の喜びを見いだすことが出来る。工程は、図柄書き→図柄写し取り→管繍・刺し繍・相良繍・駒取り・平繍・割り繍・芥子繍・網代繍・肉入れ・まつり繍・つぎ針・切り押えなどである。
最近では、和服をはじめ人形衣裳・舞台衣裳・旗・額・小物・アクセサリーにいたるまで様々な形で私たちの身のまわりの物に用いられている。練馬区伝統工芸展等で、江戸刺繍の存在がよく知られるようになってきた。そこで、さらなる「江戸刺繍」の発展と向上のため努カをつづけている。
練馬区伝統工芸会 会員名簿(江戸刺繍)
所在地:〒176-8501 東京都練馬区豊玉北6丁目12番1号
電話:03-3993-1111(代表)
法人番号:3000020131202
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