練馬区議会議長あいさつ【練馬区独立77周年(庁内放送)】
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更新日:2024年8月1日
福沢 剛 練馬区議会議長 あいさつ
おはようございます。ただいま、ご紹介をいただきました、練馬区議会議長の福沢 剛でございます。
練馬区独立77周年にあたり、練馬区議会を代表いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。
昭和22年8月1日、練馬区の礎を築いた多くの先人たちの献身的なご努力、ご苦労により、板橋区からの分離・独立が成し遂げられました。練馬区の誕生を切に願っていた区民の方々にとって、大きな喜びに満ちた日であったことと思います。以来77年、独立当初、人口11万人余であった練馬区は、今や74万人の区民を擁する、全国的にも有数の大都市へと発展しました。この輝かしい発展を成し遂げられたのは、区民と区が手を携え、様々な課題に立ち向かい、困難を乗り越えてきたからであり、区の発展に尽くされた先人の皆さまに、改めて衷心より敬意を表するとともに、深く感謝を申し上げる次第でございます。
さて、目下の日本国は、少子化が危機的な状況となっています。6月に厚生労働省が発表した「人口動態統計」の概数によれば、1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の指標となる「合計特殊出生率」は1.20であり、昭和22年に統計を取り始めて以降、最も低くなりました。東京都にいたっては0.99と、1を下回る状況であります。
大手のシンクタンクでは、今年1年間の出生数を、統計開始以降初めて70万人を下回ると推計しました。70万人を下回るとすればそれは、国の予測より14年早く、想定以上に早いペースで少子化が進んでいることになります。
人口減少は、国際競争力の衰退にとどまらず、私たちが日常生活を送るうえで必要となる社会基盤の維持など、生活全般に大きな影響を及ぼします。しかし、人口減少のトレンドを反転させるのは容易なことではありません。人口減の先にどのような国、自治体をイメージするのか、この先の日本は、東京は、練馬区はどうあるべきかを問い続け、人口減の先にあるビジョンを持ち、ポジティブな未来をどう描くのか、そこに政治の責任があると考えています。因習や旧来の発想、風潮にとらわれることなく、予想を超えた様々な社会状況の変化を見据えて、使命感を持ち、新しい分野へ挑戦を続け、より良い選択を繰り返して区政を前へ進めていくことが必要です。東京は日本の頭脳であり心臓部であります。23区はその中心となります。
練馬区議会は前川区長とともに、区政改革・議会改革を進め、先人たちから受け継いだこの練馬を、次世代、将来世代に輝かしい未来として継承することができるよう、全力で山積する課題に取り組んでいく覚悟です。今後とも一層のお力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
結びに、練馬区の発展と区民の皆さまのご健勝を祈念申し上げ、私からの挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
お問い合わせ
議会事務局
電話:03-5984-4732
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