光化学スモッグ

　自動車や工場などから排出された大気汚染物質（窒素酸化物や炭化水素など）が太陽の紫外線を受けて光化学反応を起こして、オゾンなどの光化学オキシダント（酸化性物質）に変化し、その濃度が高くなることにより、発生します。

　5月から9月にかけて、陽射しが強く、上空の風が弱い暑い日に発生しやすくなります。

　目やのどが刺激され、目がチカチカしたり、のどが痛いなどの症状が出る場合があります。
　このような症状が出た場合は、目を洗ったりうがいをして、しばらく安静にしてください。そして、練馬区保健所保健予防課（電話：03-5984-2484（直通））にお知らせください。
　※注釈：このほか、アサガオの葉に斑点がでるなど、植物への悪影響もあります。

　オキシダントの濃度が0.12ppm以上になり、気象条件からみて、その状態が継続すると認められるとき、東京都（知事）が該当する地域（※注釈）の注意報を発令します。
　練馬区では、東京都から注意報発令の連絡を受けると、防災無線放送塔から音声で区民の方にお知らせするとともに、区立施設（出張所、保育園など）にも連絡し、掲示板を掲示するなどして、注意を促すようにしています。なお、防災無線放送塔からの光化学スモッグ情報の放送は19:20発表の情報までとします。
　※注釈：東京都は都内を8地域に分けて、注意報を発令しています。練馬区は「区西部」地域（文京・新宿・豊島・北・板橋・中野・杉並との8区からなる地域）に該当します。

防災行政無線から放送された内容を、電話、メール、ホームページで確認することができます。

• 1　屋外になるべく出ないようにしてください。
• 2　屋外運動は差し控えるようにしてください。

　現在の光化学スモッグ情報については、東京都環境局のホームページにて確認することができます。また、テレホンサービス・メール配信サービスも行っておりますのでご利用ください。

　　http://www.ox.kankyo.metro.tokyo.jp/ox.php（外部サイト）

　　電話番号　03-5640-6880