ひろば事業(児童放課後等居場所づくり事業)
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更新日:2024年4月1日
ひろば事業(児童放課後等居場所づくり事業)とは
時代の流れの中で、子どもたちを取り巻く社会環境や家庭環境が変化してきています。そして、子どもたちが安全に遊べる場所、安心して過ごせる場所が少なくなってきています。
そこで、区では、各小学校に学校応援団を設立し、放課後などの小学校を活用して、児童がのびのびと過ごせる「児童放課後等居場所づくり(ひろば)事業」を実施しています。(1)児童の遊び場の確保、(2)異年齢児の交流、(3)読書の推進を図り、子どもたちの伸びやかな成長を支援します。
ひろばでは、学校の授業が終了した放課後に、児童がそのまま学校の校庭や図書室、学校内のひろば室などで、自主遊びや自主学習、読書などをすることができます。
児童にとっては、帰宅せずに学校内で友達と安全に楽しく過ごすことができるのが魅力です。
令和6年度は、6校で学校応援団によるひろば事業(児童放課後等居場所づくり事業)を実施しています。
なお、ねりっこクラブ実施校では、「ねりっこひろば」として実施しています。ねりっこクラブについては、以下のページをご参照ください。
ひろばの利用方法
ひろばの対象は、当該小学校に在学する児童で、事前に登録した児童がひろばを利用できます。
利用日数に制限は無く、希望する日は何日でも利用することができます。
各学校で申込方法の案内がありますので、登録申込書を提出し、あわせて傷害補償・賠償責任補償のための学校応援団のひろば事業における補償制度料(500円)の支払をお願いします。
詳細は、各学校のひろばへお問合せください。
ひろば参加の流れ
1 登校前に、ひろばに参加するかどうか、参加する場合は何時に帰宅するかを保護者と約束します。
2 授業終了後、ランドセルを持ったままひろばへ行きます。名札や名簿で受付を済ませてから、ランドセルを指定場所に置いて各活動場所へ向かいます。
3 スタッフに当日活動できる場所(ひろば室、校庭、図書室など)を確認し、各活動場所で宿題をしたり、遊び道具を使う等して、自由に過ごします。イベントを行っているひろばもあります。
4 帰る時は、活動場所の片付けをしてからひろばの受付場所に戻ります。
名札を返し、名簿にチェックをして、ランドセルを持って帰宅します。
友達同士や同じ方面に帰る児童同士が一緒に帰るようにスタッフが声掛けします。
ひろばのスタッフ
「学校応援団」の青いTシャツ・ベストが目印です。
ひろばのことで分からないことがあったらいつでも聞いてくださいね。
※注釈:スタッフは学校開放指導員やPTA、青少年委員、町会・自治会関係者などの地域住民です。
特に資格を条件としていませんが、地域の方々の知識や経験を活かして、ひろば事業を企画・運営しています。
ひろば、学校開放(図書館・校庭)、学童クラブの違い
ひろばは学童クラブのように、子どもを預かるところではありません。
公園と同様で、児童が過ごす場です。児童が自主的に活動できる安全な遊び場の確保を目的としています。
また、保護者の就労の有無にかかわらず、全児童を対象としています。
詳細は、以下の「ひろば、学校開放(図書館・校庭)、学童クラブの違い」をご覧ください。
ひろば (児童放課後等居場所づくり事業) |
学校開放 (図書館・校庭) |
学童クラブ | |
---|---|---|---|
事業内容 | 異学年児の交流や遊び場の確保、読書の推進を目的として、放課後帰宅せずに参加できる「安全・安心な居場所」を学校施設内に確保する事業です。 | 図書館 小学校の図書館を、子どもを中心とした地域の方に開放しています。 校庭 小学校の校庭を、主に子どもたちの遊び場、スポーツの場として開放しています。 |
保護者が共働きなどのため放課後保育を必要とするお子さんをお預かりする施設で、支援員の指導のもとに遊びや生活を通じて協力しあい、楽しく生き生きと放課後を過ごすところです。 |
対象 | 当該小学校に在学し、事前登録した児童 | 図書館 子どもを主とした地域の方 校庭 地域の小学生および保護者同伴の幼児 |
小学生 ※受入人数は上限があります。 |
実施日時 | 授業のある平日放課後~午後5時(冬季は4時30分まで) ※土日祝日はありません。 ※学校により実施日時が異なる場合があります。 |
平日 午後4時~5時(冬季は原則休止ですが、学校により4時30分まで実施) 土日祝日・夏休み等 午前9時~午後5時(冬季は4時まで) ※学校により実施日時が異なる場合があります。 |
平日 放課後~午後6時 土曜 午前9時~午後5時 夏休み等 平日 午前9時~午後6時 土曜 午前9時~午後5時 ※委託学童クラブの場合、時間延長のオプションがあります。(別途費用が掛かります。) |
費用 | なし ※但し、年額500円の補償制度料負担あり |
なし | 月額5,500円 ※同一世帯で2人以上の児童がクラブに在籍している場合には、2人目以降の児童は月額4,500円 |
運営主体 | 学校応援団またはねりっこクラブ委託事業者 ※区が委託 |
学校応援団またはねりっこクラブ委託事業者 ※区が委託 |
区または委託事業者 |
※学童クラブの詳細は、こちらをご覧ください。
ひろばQ&A
ひろばはなぜ必要なのですか?
社会環境の変化に伴い、子どもたちが安全に遊べる場所、安心して過ごせる場所が少なくなってきているためです。
また、異年齢児が遊びを通して交流したり、放課後に本に親しむ環境をつくるためにも、ひろばが必要です。
ひろばに参加するのに、なぜ登録が必要なのですか?
保護者の参加させる意思を確認するためです。
放課後、一度帰宅すれば子どもがどこに遊びに行くのか、保護者は確認できますが、ひろばは帰宅せずそのまま学校施設にいることになりますので、保護者の意思を確認させていただく必要があります。
また、児童がけがなどをした場合の緊急連絡先を教えていただくためでもあります。
けがなどをした場合は、学校管理下ではないので、原則として、学校応援団から保護者に連絡いたします。
なぜ補償制度に加入するのですか?
ひろばは活動場所と参加者が増えるため、けがの発生が多くなることもありえます。
このため、学校応援団のひろば事業における補償制度に加入していただいています。
さらに、活動中に不注意で学校の窓ガラスを割ってしまったり、他人にけがをさせたり、他人の物を壊したことにより、法律上の賠償責任を負った場合も補償対象となります。
ひろばにはこんな声が寄せられています
子どもたちから
違う学年のお友達ができた。約束してなくても、ひろばに行くとみんなと遊べる。
工作とか色々な遊びができて楽しい。
保護者から
家で、学校の話をすることが多くなった。
学校にそのままいるので、公園などより安心。
テレビゲームをやることが少なくなって、友だちと遊ぶことが多くなった。
スタッフから
喧嘩の仲裁など日々大変なことがありますが、子どもたちの元気な笑顔を見ると、辛かったことも忘れてしまいます。
自分の子どもがひろばに登録しているので、子どもの安全を自分の目で確認でき、お友達とどんな風に遊んでいるのかも分かります。子どもとの会話も増えました。
学校から
子どもたちは、ひろばで、授業中とは違う顔を見せるようです。授業中は気が付かなかった事をスタッフに教えてもらうことがあります。子どもをいろいろな面から見守ることができるのは子どもにとって良いことだと思います。
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お問い合わせ
こども家庭部 子育て支援課 学校応援団・開放係
組織詳細へ
電話:03-5984-1057(直通)
ファクス:03-5984-1220
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