職員の声 ~キャリア形成・新規採用職員編~
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ページ番号:855-600-871
更新日:2021年2月2日
練馬区で管理職または係長級としてはたらく職員に、キャリア形成についてのインタビューをしてきました。
また、練馬区で新規採用され、チューターに助言・指導してもらいながらはたらいている職員にも、制度についてインタビューをしてきました。
あわせてご紹介しますので、是非ご覧ください。
※一部の写真について、マスクを外して撮影してもらっています。
管理職職員の声(キャリア形成)
練馬区を選んだ理由、きっかけを教えてください
特別区の中でもより区民の方々の生活に密着した仕事ができる住宅都市で働きたいと思い、練馬区を選びました。また、学生時代から住んでおり、第二の地元としてみどりあふれる生活しやすい街並みに愛着があったことも大きな理由のひとつです。
現在の担当業務を教えてください。また、これまでの部署での主な業務を教えてください。
現在は、教育委員会事務局で子どもたちの教育環境を支えていくための学校施設の整備計画や幼児教育から小学校、中学校へと一貫した学びの充実に向けた学校支援などを行っています。これまでは、国民健康保険の窓口業務や職員の人事管理などの業務を担当してきました。
管理職を目指したきっかけ、理由を教えてください
就職活動時に公務員という仕事を選んだときに、当然、安定した仕事だからとか、仕事と私生活の両立がしやすそうだからといった気持ちはありました。ただ、自分として一番大切にしているのは、少しまじめな話になってしまいますが、全体の奉仕者、つまり区民の方々のために自分は何をできるのかといった気持ちを日々の仕事の中で持ち続けるようにしていることです。そうした前提で仕事をしているとおのずと、より責任のある立場で、より広い分野で仕事に取り組んでいきたいと、自然と管理職を目指すようになりました。
管理職になって実感したこと、やりがいなど教えてください
管理職になったことで区の政策に対してより主体的に提案や議論に携われるようになったことです。その分、責任を持った行動や準備が求められますが、活動のフィールドが広がり、庁内の関係部署だけでなく、地域や様々な団体の方々と幅広くお話をさせていただく機会が増えました。
練馬区志望者へメッセージをお願いします
私は、練馬区は職場としても、とてもオープンで働きやすい場所だと日々感じています。職員一人一人がしっかりと責任を果たしつつ、それぞれの状況に応じて柔軟にキャリアアップをしていけることも魅力です。近年は人事制度も変わってきており、早い段階で管理職を目指していけるような育成ルートやジェネラリストであるとともに専門性を強化していくといった人事制度もあります。是非、みどりの風吹く魅力あふれる練馬区の未来を一緒に創っていきましょう。
係長級職員の声(キャリア形成)
練馬区を選んだ理由、きっかけを教えてください
学生の頃、通学途中の車窓から毎日眺めており馴染みがあったことと、23区の中で、当時は庁舎が立派できれいだったためです。
現在の担当業務を教えてください
介護保険の認定に際し、対象者のお宅に訪問して認定調査をしたり、要介護度の判定をする審査会開催の準備や運営を行っています。事務フローの見直しや、新たなスキームを構築しながら、“どうすれば膨大な申請をミスなく効率的に処理し、適正な判定が出来るか”に取り組んでいます。
係長を目指したきっかけ、理由を教えてください
自分の性格や、どんな時にやりがいを感じるかを考えた時に、専門性を深めることより、周りの人達の意見を聞いて組み立てたり、段取りを考えることの方が好きだと気づきました。係長になれば、視野が広がり、より多くのことに関われるのではないかと思ったことがきっかけです。
仕事と子育ての両立が出来るか不安はありましたが、先輩からの「係長になると仕事の見え方や入ってくる情報も違って面白いよ」という言葉や、「やりたいなら協力する」と言ってくれた家族の言葉に背中を押され、決心しました。
日々の仕事と育児の状況(生活リズムなど)を教えてください
子どもの寝かしつけをしていると、つい一緒に寝てしまうので、思い切って21~22時に就寝、朝4時に起床し、家事や子どもの学校の宿題チェックなどをしています。7時半に家を出て、保育園に送り届けてから出勤し、帰宅はお迎え後の18時半頃です。退勤時間が遅くなる時は家族の協力も得ています。
仕事と育児を両立するための苦労や工夫を教えてください
こどもの発熱で早退したり、介護が必要な親もおり、残業ができない日もあります。職場の理解や協力のもと、やっと両立できているような状態です。そのため、自分の状況をなるべく周囲の職員に話をして、逆に自分が出来るサポートは申し出るなど、日頃のコミュニケーションを大切にしています。
また、日々の業務の中では、優先順位と終わらせる時間を意識したToDoリストを作って進めていくことや、急な早退や休みになった時に人に頼むことが出来るよう、“何がどこにあるか”“何を見ればいいか”すぐにわかるよう、日頃から整理整頓しておくことを心がけています。
係長としての仕事のやりがい、求められている役割など教えてください
主査になって、業務の進捗管理を任せられたり、担当業務のまとめ役を担うようになりました。その中で、“係長が一番豊富に職務知識をもっているわけではなく、だからこそ職員の知識や経験をどれだけ聞き出し、冷静に全体を見てまとめていくかが求められている”と感じました。とても難しいことですが、職員の意見を集めて作った新しい事務フローについて、「わかりやすくなった」「前より仕事が進めやすくなった」と言われた時には、嬉しくやりがいを感じました。
係員の時に比べ、判断を求められることも多くプレッシャーもかかります。結果を出すことを求められ、頭を抱えることも増えました。しかし、主査になったからこそ、課長が見ていることや求めていることを意識する機会も増え、仕事をしていく上で視野が少しずつでも広がっているのではないかと思っています。
仕事と私生活両面からの今後の展望を教えてください
今は、毎日があっという間で、1日1日を過ごすことに精いっぱい(笑)です。長期スパンでの展望は描けていないのが現実ですが、仕事においても、家事・育児においても優先順位を考えて、効率的にできるところは効率的にし、大切にしたいところにはじっくり時間をかけられるよう、今後もメリハリを大切にしていきたいと思っています。
練馬区志望者へメッセージをお願いします
区の仕事は多岐に渡り、入庁してから様々な職場に配属されます。その中でたくさんの学びや気づきがあるし、多くの先輩と出会います。今はまだ漠然と公務員になりたいと思っている人も、もちろんやりたいことがはっきりしている人も、自分を成長させてくれる環境があると思います。一緒に働ける日を楽しみにしています。
新規採用職員の声(チューター制度)
練馬区を選んだ理由、きっかけを教えてください
祖母の家が練馬区にあり、幼少の頃から練馬区によく訪れていました。また、父親が練馬区内で働いていたので、練馬区の話をよく聞く機会があったからです。このため、公務員を目指すと決めたときから、練馬区で働きたいと考えていました。
現在の担当業務を教えてください
現在、福祉事務所で生活保護のケースワーカーの仕事を担当し、保護受給者の保護費の算定や家庭訪問等を行っています。初めて経験することも多く、日々、勉強の毎日です。
採用から現在までの期間を振り返り、どのような感想・印象があったか教えてください
採用日初日は、職場での自己紹介から始まり、早速にケースワーカーとしての仕事の大まかな説明を受けました。右も左もわかりませんでしたが、非常に難しそうな仕事だというのが率直な印象でした。職場の雰囲気は、区役所ということで固いイメージがありましたが、非常にアットホームな雰囲気で、職場の至る所で活発な議論が行われています。
仕事の面では、先輩職員がチューター【注】として指定されて、仕事の相談を聞いてくれるのはもちろん、細かな事も懇切丁寧に教えてもらっています。常日頃、自分の事を気にかけてもらっていて、何かあると先輩職員から声をかけてくれてます。困った時にまず誰に相談して良いか決まっていることで、非常に心強いと感じています。
新任研修ではビジネスマナーや接遇などロールプレイング形式での研修、意見交換など行いました。特に講師から自ら動く姿勢が大切だということが強く示され、自分の意識を見直す良い機会になりました。また、職場内でも定期的にベテラン職員が講師となり研修を行っています。多くの知識・経験を共有することで、職場全体のスキルのボトムアップを図っています。
【注】チューター(新規採用職員育成指導者)制度
練馬区独自の制度として、特定の先輩職員をチューター(新規採用職員育成指導者)として指定し、新規採用職員からの相談を受けたり、仕事の進め方の指導や助言などを行います。
今後の目標や抱負について教えてください
ジョブローテーション【注】により様々な分野の仕事を経験してみたいという気持ちもありますが、まずは、ケースワーカーとして一人前の職員として、しっかりと業務をこなせるようになることが目標です。来年度には、後輩職員に頼られるように一日でも早く成長したいと思います。
【注】ジョブローテーション
練馬区では、ジョブローテーションとして、採用後10年間のうちに概ね3年程度を目安に異なる分野の職場を経験します。公務に関して幅広い基礎知識を習得するとともに、より適性のある分野を見つけていきます。
練馬区志望者へメッセージをお願いします
公務員試験は、長期戦です。勉強していく中で大きな壁にぶつかることもあると思います。それでも、あきらめずに努力を続ければ必ず合格できる試験だと思っています。応援してくれる家族や友人への感謝も忘れずに頑張ってください。練馬区で一緒に働ける日を楽しみにしています。
最後に、私の試験対策を紹介します。
試験当日に、効率的に頭が働くよう、できるだけ試験日当日の試験時間に合わせて、勉強をしていました。また、運動不足になりがちなので、週に1回は体を動かすように心がけていました
その他人事制度について気になる方
お問い合わせ
人事戦略担当部 職員課 採用係
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電話:03-5984-4153(直通)
ファクス:03-3993-1195
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