学校保健
ページ番号:818-110-776
更新日:2019年4月1日
定期健康診断
児童・生徒の健康管理は、学校教育が円滑に行われるための基礎です。その中心となるのが毎年4月から6月に実施される定期健康診断です。
定期健康診断では身体・視力・聴力検査のほか、つぎのような検査を行い、その結果に基づいて治療を勧めるなど、児童・生徒の健康管理に努めています。
1.結核検査
平成15年4月の学校保健安全法施行規則の改正により、それまで小・中学校の1年生において一律に実施してきたツベルクリン反応検査が廃止されました。
その後、文部科学省からの指示に基づき、結核の早期発見・早期治療の機会を確保するため、小・中学校の全学年で問診調査を行い、必要な児童生徒に対して結核精密検査を実施しています。
2.心臓病検査
昭和54年度から小学校1年生全員を、また昭和56年度からは中学1年生全員に対しても、心電図・心音図検査を実施しています。
他の学年の児童・生徒は、校医の聴打診や日常観察などで総合的に判定し、その結果必要な児童・生徒に心電図・心音図検査を実施しています。
3.腎臓病検査
昭和54年度から、小・中学校の全児童・生徒に腎臓病(尿)検査を実施しています。一次検査では、尿蛋白、尿糖・潜血を調べ、有所見者を対象に二次検査では、尿蛋白・尿糖・潜血・PH・沈渣をさらに詳しく調べます。さらに有所見者となった児童生徒に対しては、三次検査として身体測定・血圧測定・診察・尿検査(尿蛋白・総コレステロール・尿素窒素等)・血液免疫検査を実施しています。
4.脊柱側わん症検査
昭和53年度から、定期健康診断で小学5・6年生と中学1・3年生を対象に、内科校医による一次検査を実施し、有所見者を対象に専門医による二次検査・三次検査を実施しています。
※平成30年度まで実施してきた寄生虫卵検査は、行わないこととしました。
区独自の健康診断
1.貧血検査
貧血の予防および早期発見のために、平成3年度から中学校1年生の希望者を対象に貧血検査を実施しています。
2.生活習慣病検査
昭和47年度から児童生徒の肥満対策に取り組んでいます。毎年実施している定期健康診断において、測定した身長・体重から肥満度を個々に算出し、肥満度が40%以上の児童生徒を対象とした身体測定・診察・血圧測定・尿検査・血液検査等の精密検査および保護者を対象とした個別指導を実施しています。
また、肥満度が25%以上40%未満の全児童生徒の保護者を対象に、家庭での生活習慣の改善を図ってもらうことを目的に、生活習慣病講演会を実施しています。
練馬区学校保健大会
学校保健大会は、練馬区の小・中学校児童生徒の健康維持・増進に寄与されている学校医、学校歯科医、学校薬剤師、教職員および保護者の皆様が一堂に会する年に一度の大会です。大会を通じて、学校保健の今日的課題に対する見識を深め、より一層の協力関係を推進し、学校保健に関する業務の充実を図っています。
日本スポーツ振興センターによる災害共済給付
学校における安全教育および安全管理の普及充実を図ることや、児童生徒の学校管理下での負傷・疾病等に備えて、日本スポーツ振興センターと災害共済給付契約を結んでいます。
共済掛金は児童生徒1人につき年額935円で全額区が負担しています。
申請に必要な医療等の状況、調剤報酬明細書、同意書等はこちらから印刷できます。
医療等の状況(病院、クリニック、歯科医院用) (PDF:1,874KB)
※その他の書式、ご質問等は、各学校または学校保健係までご相談ください。
インフルエンザや感染性胃腸炎による臨時休業
インフルエンザや感染性胃腸炎は毎年秋から冬にかけて発生し、流行が見られます。
学校では、予防について指導していますが、感染が拡大した場合には、本人の健康はもとより教育活動にも支障をきたしますので、学校や学級を閉鎖し流行の防止を図っています。
教育委員会では、学校から患者発生状況や臨時休業状況の報告を受け、保健所等に報告するとともに感染の拡大防止に努めています。
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お問い合わせ
教育振興部 保健給食課 学校保健係
組織詳細へ
電話:03-5984-5729(直通)
ファクス:03-5984-1221
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