清水山の森

　東京23区唯一の大規模なカタクリ群生地である清水山の森。
　この公園の成り立ちは、昭和49年に遡ります。
　白子川流域の斜面林に「カタクリが自生している」と、昭和49年6月に区民の方から情報が寄せられ、翌春、区で群生するカタクリを確認し、昭和51年に「清水山憩いの森」として整備しました。
　その後、この貴重な自然を将来にわたり確実に保全するため、さらにカタクリが生育しやすい環境を平成29年3月に整備しました。
　園内には、「東京の名湧水57選」に選定された湧水が流れています。

　カタクリはユリ科に属する多年草で、通常紅紫色の花が咲きます。
　花は晴れたあたたかい日に開きますが、夕方には閉じてしまいます。また、曇りや雨の日、寒い日は花を閉じたままになります。
　一株の開花期間は一週間程度で、例年3月下旬から4月上旬にかけて次々と開花します。

令和6年のカタクリ群生地の一般公開は4月15日（月）をもって終了しました。
ご来場いただきありがとうございました。
カタクリの群生地は、また来年の3月の開花時に公開いたします。

　カタクリの群生地はカタクリ保護のため、閉鎖期間を設けており、カタクリの開花期のみ午前9時から午後5時に公開します。公開時にはカタクリガイドが常駐しており、カタクリについての説明をいたします。

交通アクセス

【バス】
（西武バス・国際興業バス）
西武池袋線石神井公園駅（北口）・東武東上線成増駅南口を結ぶ＜西武バス・国際興業バス石02・03系統＞
都営大江戸線光が丘駅・土支田二丁目バス停を循環する＜西武バス・土支田循環＞

いずれも「土支田二丁目」バス停下車 徒歩4分

（練馬区みどりバス）

都営大江戸線光が丘駅・西武池袋線保谷駅北口を結ぶ＜みどりバス保谷ルート＞

「清水山の森」バス停下車 徒歩3分

　時刻表、運行情報等は各バス会社にお問い合わせください。

※駐車場はありませんので、ご来園の際は公共交通機関をご利用ください。