高齢者用肺炎球菌【任意】予防接種費用の償還払い(払戻し)について
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更新日:2024年10月15日
練馬区では定期接種の対象外である66歳以上の方を対象に、肺炎球菌【任意】予防接種費用の償還払い(払戻し)を令和6年10月1日から開始します。
区から予診票は送付されません。
過去に23価の肺炎球菌ワクチンを接種したことがある方は対象外です。
助成を希望される方は、医療機関で接種金額を全額負担した後、区に申請してください。申請を受け、区が接種金額の一部を払い戻します。
なお、令和7年度以降の実施予定はありません。
償還払いについて
対象となる方
以下の全てに該当する方
- 接種日時点で練馬区に住民登録のある66歳以上の方
- 過去に23価の肺炎球菌ワクチンを接種したことがない方
- 令和6年4月1日以降に23価の肺炎球菌ワクチンの任意接種を自費で受けた方
(注釈)助成の有無を問わず、過去に一度でも23価の肺炎球菌ワクチンを接種した方は対象外となります。予防接種を受ける前に接種歴をご確認ください。不明な場合は、保健予防課(03-5984-2484)までお問い合わせください。
接種の期間
令和6年4月1日(月曜)から令和7年3月31日(月曜)まで
(注釈)この期間の接種が助成対象です。
対象ワクチン
肺炎球菌ワクチン(23価ワクチン)
(注釈)商品名「ニューモバックスNP」
償還額について
接種費用の自己負担額が1,500円となるよう払い戻しします。
(注釈)例:接種金額が9,000円だった場合、償還額は7,500円です。
(注釈)接種金額は、医療機関によって異なりますので、事前に接種を希望する医療機関にご確認ください。
(注釈)生活保護受給中および中国残留邦人等支援給付受給中の方は、全額助成となります。
必要書類
- 肺炎球菌任意予防接種償還払い申請書兼請求書(Word:29KB) 【記入例】(PDF:228KB)
- 接種費用の支払いを証明する書類(領収書、支払い証明書等)
- 接種記録が確認できる書類(接種済み証、接種済み予診票の本人控、申請用証明書(Word:18KB))
- 申請者の身分証明書の写し(免許証、マイナンバーカード等)
- 振込先が分かる書類の写し(通帳、キャッシュカード等)
- 生活保護および中国残留邦人等支援給付の受給証明書(該当の方のみ)
(注釈)2.について紛失、破棄された方は、医療機関に再発行可能かをご確認ください。再発行できない場合は区から医療機関に聞き取りを行います。
(注釈)償還払いの申請ができるのは接種を受けた方(被接種者)本人に限ります。
提出先
〒176-8501 練馬区豊玉北6丁目12番1号 東庁舎7階
練馬区保健所 保健予防課 予防接種係
電話:03-5984-2484
郵送または窓口にてご申請ください。
申請受付期間
令和6年10月1日(火曜)から令和7年3月31日(月曜)まで
支給決定について
書類が不足していたり、記入もれなどがあると、助成金の交付までお時間がかかることがあります。
助成金申請受付後、その書類を審査し、交付または不交付決定通知書を申請者の住所にお送りします。
書類の内容について確認するため、お電話する場合があります。
交付決定の方は、助成金申請受付日から約2か月後に指定された口座へ振り込みします。
肺炎球菌について
肺炎球菌は主に気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症など重い合併症を引き起こすことがあります。
肺炎球菌予防接種の有効性
肺炎球菌には90種類以上の血清型があり、「23価肺炎球菌ワクチン(一般名:23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン、商品名:ニューモバックスNP)」は、そのうちの23種類の血清型を予防の対象としたワクチンです。
ただし、肺炎の原因は肺炎球菌だけではないため、全ての肺炎を予防できるわけではありません。
接種にあたっての注意事項
予防接種を受ける前の注意
過去5年以内に肺炎球菌ワクチン(23価)の接種を受けたことがある方が、再度接種を受けた場合、接種を受けた部位にずきずき痛む、赤くなる、しこりができる等の副反応が、初回接種よりも頻度が高く、程度が強く発現するとの報告がありますので、接種歴を必ず確認し、接種を受けてください。
- 予防接種は接種を受ける方の体調が良いときに受けるのが原則です。
- 日頃から体質、体調など健康状態によく気を配ってください。
- 気にかかることや分からないことがあれば、接種を受ける前に医師や看護師などにご相談してください。
予防接種が受けることができない方
- 接種を受ける時、体温が37.5度以上ある方
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
- 肺炎球菌予防接種の接種液に含まれる成分で、アナフィラキシーを起こしたことがあることが明らかな方
- その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方
(注釈)急性で重症な病気にかかっている方は、その後の病気の変化もわからないことから、その日は接種を受けないのが原則です。
(注釈)アナフィラキシーというのは通常接種を受けた後約30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことです。汗がたくさん出る、顔が急に腫れる、全身にひどいじんましんが出るほか、はきけ、嘔吐(おうと)、声が出にくい、息が苦しいなどの症状やショック状態になるような、はげしい全身反応のことです。
予防接種を受ける際に医師とよく相談しなくてはならない方
次の理由で、医療機関に通院中の方は、主治医のいる医療機関で接種を受けてください。
なお、主治医のいる医療機関以外で接種を受ける場合は、主治医の意見書または診断書が必要なこともあるので、診察の際にご相談ください。
- 過去5年以内に肺炎球菌ワクチン(23価)接種を受けたことがある方(注意)
- 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気や発育障害などで治療や指導を受けている方
- 接種を受けた後、2日以内に発熱や発しん、じんましんなどアレルギーと思われる異常がみられた方
- 今までに、ひきつけ(けいれん)を起こしたことがある方
- 過去に、免疫不全と診断がなされている方、近親者に先天性免疫不全症の人がいる方
- 肺炎球菌ワクチンに含まれる成分でアレルギーを起こすおそれがある方
接種を受けた後の注意
- 接種を受けた後30分間程度は、接種を受けた場所で様子を観察し、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。急な副反応が、この間に起こることがまれにあります。
- 接種を受けた後、1週間は副反応の出現に注意しましょう。
- 接種を受けた部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種を受けた部位をこすることはやめましょう。
- 当日は、はげしい運動は避けましょう。また大量の飲酒は避けてください。
- 接種を受けた部位が赤くなったり、痛んだり、軽いだるさ、発熱、さむけなどを覚えることがありますが、いずれも通常2日から3日中は特別の処理をしなくてもおさまります。
- 万一、高熱やひきつけ(けいれん)などの異常な症状が出た場合は、すみやかに接種医またはかかりつけ医の診察を受けてください。
副反応について
通常みられる副反応として、接種を受けた局所が赤くなったり、腫れたり、ずきずき痛んだり、しこりや発しんができる他、筋肉痛、だるさ、違和感、さむけ、頭痛、発熱などがあります。
きわめてまれに重い副反応として、「ショック、アナフィラキシー(じんましん、呼吸困難、顔が急に腫れる、発汗等)」、「血小板減少性紫斑病(紫斑、鼻出血、口腔粘膜の出血等)」、「ギランバレー症候群」、「蜂巣炎」などがあります。
予防接種による健康被害と救済制度
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お問い合わせ
健康部 保健予防課 予防接種係
組織詳細へ
電話:03-5984-2484(直通)
ファクス:03-3993-6553
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