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お酒との上手な付き合い方

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ページ番号:639-169-465

更新日:2026年2月25日

お酒は、適量であれば緊張やストレスを和らげるリラックス効果や血行を促進し疲労を回復させる効果などがあります。しかし、過度の飲酒は生活習慣病などの病気の原因になるだけでなく、こころの健康を害するともいわれています。お酒についての正しい知識を学び、上手に付き合っていきましょう。

アルコールが体に入ると

アルコールが体に入ると、ほぼすべてが胃や小腸で吸収されます。吸収するスピードは速く、飲酒後1~2時間でほぼ全て吸収されます。
吸収されたアルコールは大部分が肝臓で代謝され、最終的には汗・尿・呼気などから排出されます。
アルコールは脳の神経細胞に作用して、運動機能などに影響を及ぼします。また、二日酔いで起こる頭痛や吐き気などは、アルコールを分解するときにできる「アセトアルデヒド」という物質が原因です。
飲酒後の血中アルコール濃度は、食事の有無やアルコール飲料の種類と飲み方、体格や肝臓の大きさなどによって異なります。
日本人は欧米人に比べてアルコールを分解する酵素の働きが低く、お酒に弱い人が多いといわれます。

過度な飲酒による影響

過度な飲酒が続くことで、体やこころの問題を招くおそれがあります。

  • 生活習慣病(糖尿病・脂質異常症・高血圧など)
  • がん
  • 肝臓(肝炎肝硬変・肝臓がんなど)やすい臓(急性・慢性膵炎)、循環器(心不全、不整脈など)の病気
  • 高尿酸血症・痛風
  • こころの問題(アルコール依存症・うつ病・睡眠障害など)
  • 認知症                                 など

お酒の影響を受けやすい3つの要因

飲酒による影響には個人差があり、年齢、性別、体質等の違いによってそれぞれ受ける影響が異なります。また、その日の体調等によっても異なります。

年齢

心と体が成長の途中にある未成年者は、成人よりたばこやアルコールの悪い影響を受けやすいといわれています。
心と体の成長・発達に悪影響を及ぼし、また成人と比べて急性アルコール中毒やアルコール依存症にもなりやすいです。
20歳代の若年者は脳の発達の途中であり、健康問題のリスクが高まる可能性があります。
高齢者は、体内の水分量の減少等で、若い頃と同じ飲酒量でもアルコールの影響が強く現れ、転倒・骨折などの危険性が高まります。

性別

女性特有の飲酒によるリスク

女性は、以下のような理由で男性と比べてアルコールの影響を受けやすいといわれています。

  • アルコール分解(代謝)酵素の働きが男性より弱い
  • 体内の水分量が男性より少ない
  • 女性ホルモンにより、アルコールの影響を受けやすい

そのため、男性に比べてより少ない飲酒量・より短期間(男性の半分)でアルコールの影響を受け、心と体の健康に影響を及ぼしやすいです。
急性アルコール中毒などの過度の酩酊状態になるリスクも高く、お酒の飲みすぎには注意が必要です。

妊娠中・授乳中の飲酒による影響

妊娠中は胎盤を通して、授乳中は母乳を通して、アルコールが直接胎児・乳児へ送られます。肝臓が未熟な赤ちゃんは、アルコールにより脳や身体にダメージを受けます。
そのため、妊娠中・授乳中の飲酒は避けましょう。

体質

アルコールを分解する酵素の働きの強さ・弱さなどは個人によって大きく異なります。
分解酵素の働きの強弱は遺伝子によるものといわれており、日本人には酵素の働きが弱い人が多いといわれています。
分解酵素の働きが弱い人は、少量の飲酒でも顔が赤くなる・動悸・吐き気・頭痛等の症状(フラッシング反応)が現れやすいです。
また、体質的にお酒を受け付けられない(アルコール分解酵素の働きが非常に弱い人)は、ごく少量の飲酒でも、強い動悸や急に意識を失うなどの反応が起こることがあります。

適度な飲酒量とは

厚生労働省の指標では、節度ある適度な飲酒は、1日平均純アルコールで20グラム程度の飲酒とされています。
また女性や高齢者、少量の飲酒で顔面紅潮や吐き気などが起こる人については、アルコール分解速度が遅いため、これより飲酒量を少なくするよう推奨しています。
純アルコールで20グラムのアルコールを代謝する時間はおよそ4時間、お酒が弱い方や女性などは5時間以上かかることもあります。

厚生労働省が作成したツールです。飲んだお酒の種類と量を選択することで純アルコール量と分解時間を簡単に把握できます。

お酒との付き合い方のポイント

公益社団法人アルコール健康医学協会が、お酒の適正な飲み方・マナー等を「適正飲酒の10か条」にしています。
生活の中で意識し、実践していきましょう。

飲酒問題を予防する区の事業・サービス

練馬区の保健相談所では、飲酒関連問題や依存症などについて悩みをお持ちの方やそのご家族のご相談をお受けしています。
また精神科医師による個別相談(予約制)も行っています。事前に担当地域の保健相談所へご相談ください。

その他の相談先

個別相談・本人向けプログラム・家族教室(講義形式)などを行っています。

お問い合わせ

下記リンク先から、管轄の保健相談所を確認して問い合わせをお願いします。

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