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財政白書(平成21年3月)

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ページ番号:226-854-513

更新日:2010年2月1日

財政白書を作成しました

 平成16年の前回の白書発行後、国や都区間の税財政制度の変更や景気動向の変化など、練馬区を取り巻く財政環境は変化してきました。そこで、区財政の現状やこの間の財政状況の推移などを分かりやすくまとめた「財政白書【豊かさとゆとりあるまちであり続けるために】」を作成しました。

 下記に財政白書全文を掲載しておりますのでどうぞご覧ください。また、図書館、区民情報ひろば(西庁舎1階)、財政課(本庁舎6階)で配布しています。
 ご意見などございましたら郵送、ファクス、電子メールでお寄せください。

財政白書

【豊かさとゆとりあるまちであり続けるために】

区民の皆さまへ

 私は、区長就任以来、区民本位の効率的な区政経営を目指し、さまざまな改革や新しい施策の展開に取り組んでまいりました。これらの取り組みを支えるとともに、将来世代に過大な負担を負わせることなく安定した区民サービスを持続的に提供していくためには、的確な財政運営と強固な財政基盤を確保することが最も重要です。

 企業会計の世界には、ゴーイングコンサーン(Going Concern)という言葉があります。これは、企業の永続可能性とか業務継続性とか呼ばれていますが、要するに、企業が、組織体として将来にわたり継続して事業展開していくためには、さまざまな仕組みや制度を整備し実践することによって、将来を見据え安定した経営を持続させることが重要である、という意味です。

 行政においても、このような考え方が強く求められています。「持続可能」な財政基盤を築くこと、そのためのさまざまな取り組みこそが自治体経営の要であると思います。昨年から施行された「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」や従来の官庁会計を見直す新たな「公会計制度改革」においても、この考え方が導入され、これまでの自治体の財務会計や財政システムのあり方に変革を迫っています。

 ご承知のように、現在の経済情勢は、百年に一度とも呼ばれる世界的な同時不況に陥っております。昨年からの急速な景気後退は、区財政にも大きな影響を及ぼしており、まさに、嵐の中を航海する船の舵取りのような区政経営が求められています。「持続可能な財政運営」は、目標のひとつにとどまらず、目前に解決を迫られる課題として、真摯に取り組まなければなりません。

 今回作成した財政白書は、「持続可能な財政運営」を主要なテーマとしています。将来の練馬区を担う中学生にも読みやすい章を設けるとともに、国や都区間の税財政制度の変更など平成16年の前回の白書発行後の動きやこの間の財政状況の推移を整理しました。さらには、将来に向けた身近で新しいテーマを設定し、とかくわかりにくいといわれる区財政に少しでも関心を持っていただけるよう、議論の端緒となる素材と情報を用意しました。この白書を手にとっていただき、区財政や区政経営について、ご一緒に考えていただければ幸いです。

平成21年3月 練馬区長 志村 豊志郎

目次

第一章 豊かさとゆとりあるまちであり続けるために

【ぴぃちゃんとらぽ君が調べた区のお金のやりくり】

第二章 「5年間を振り返って」、そしてこれから・・・

これからの区財政は、どうなるの?
(1)義務的な経費について(支出)
(2)施設の改修や改築工事の経費について(支出)
(3)特別区税について(収入)
(4)特別区交付金について(収入)
(5)まちづくり交付金について(収入)
収入と支出のまとめ
(6)基金と区債の残高について
(7)区立施設の委託化や民営化について
「5年間を振り返って」、そしてこれから(まとめ)

第三章 もしも、・・・だったら

(1)もしも練馬区が普通地方公共団体だったら
(2)もしも練馬区の人口構造がこうなってしまったら
(3)もしも練馬区に企業を誘致したら

第四章 さまざまな数字でみる区財政

(1)財政指標でみる区財政
(2)財政健全化判断比率でみる区財政
(3)財務諸表でみる区財政
(4)新しい公会計制度
(5)コスト分析による事業評価
世界的大不況! これからの区財政へ及ぼす影響は?


資料編

問合せ・ご意見の送付先

企画部財政課
電話:03-3993-1111(代表)
ファクス:03-3993-1195
メール:zaisei@city.nerima.tokyo.jp新規ウィンドウで開きます。

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お問い合わせ

企画部 財政課 財政担当係  組織詳細へ
電話:03-5984-2465(直通)  ファクス:03-3993-1195
この担当課にメールを送る

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