みどりの役割
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更新日:2024年5月17日
身近にあるみどりは、私たちの暮らしを支え、豊かにしてくれます。
美しい街並みをつくります
みどりは、四季の変化を実感できる快適な生活環境や美しい景観を創出することにより、生活にゆとりや潤いをもたらします。
練馬区では、みどりの拠点としての公園整備や樹林地の保全、それらをつなぐみどりの軸となる道路や河川の緑化により、みどりあふれるまちづくりを進めています。
まちの歴史を伝えます
みどりは地域の気候、風土に応じて特徴があり、文化や歴史と深くかかわり、まちの風景・景観の基盤となります。練馬に今も残る樹林地や農地は、かつての武蔵野のおもかげを未来へ伝えます。
練馬区では、都心近くに立地しながら、生活と融合した生きた農業が営まれています。また、樹林地などを「憩いの森」「街かどの森」として一般に開放し、昔の風景を感じられる場となっています。
まちの環境を良くします
植物は、二酸化炭素の吸収、大気の浄化、ヒートアイランド現象等による気象変化や騒音の緩和などの機能があり、植物などのみどりを適切に配置することにより、都市の環境を改善します。
令和3年度練馬区みどりの実態調査において、衛星で観測された熱赤外線画像を分析した結果、緑被率、樹木率が増加すれば地表面温度が低下していることが読み取れました。
いきものの生息場所になります
みどりは、いきものの生息・生育環境、生態系の基盤を形成し、生物多様性を確保する上で重要な役割を果たし、地域の自然環境を保全・再生します。
公園や憩いの森などの樹林地には、貴重な野草や生き物が生息して、そうした自然を守るため生き物に配慮した管理を進めています。中里郷土の森の「森の学習棟」では、100年以上前からある屋敷林の中で、練馬の自然や生き物について学ぶことができます。
防災に役立ちます
みどりのある場所は、大地震や大火災の発生時において、人々の避難地や避難路、火災の延焼防止帯、復旧活動拠点になり、都市の防災機能を向上させます。
光が丘公園や石神井公園等の大きい公園は避難場所に指定されています。また、災害時応急給水槽や防災倉庫などが設置されている公園もあります。
身近な遊び場や散歩道となります
豊かなみどりの中で、健康づくりやスポーツ・レクリエーション、文化活動などさまざまな余暇活動を行うことは、私たちの心と体の健康を育んでくれます。
練馬区にはたくさんの公園があり、子どもたちの遊び場や高齢者の散策の場など区民が思い思いに過ごす場として利用され、地域のお祭りやイベントなども開催されています。練馬区では毎日の暮らしに潤いをもたらす身近な公園づくりを進めています。
コミュニティを育みます
みどりのある空間では、多くの人が自然体験や農業体験、花壇づくりなどさまざまな活動を楽しんでいます。人々の交流を促進し、私たちのふれあいの場になります。
区内の公園や憩いの森では、清掃や花壇づくりなど区民によるさまざまな管理活動が行われています。民有地のみどりを地域で守る取組として、区民ボランティアによる落ち葉清掃も行われています。みどりの活動への参加が地域に根差した活動につながっています。
お問い合わせ
環境部 みどり推進課 管理係
組織詳細へ
電話:03-5984-1359(直通)
ファクス:03-5984-1227
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