「未臨界核実験」及び「類似の核実験」中止を求める要請書
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更新日:2018年6月18日
我が国は、広島、長崎への原爆投下による被爆を経験した唯一の国であることから、多年にわたり、全世界に核兵器の廃絶を求め、また国際社会も核軍縮や核実験全面禁止への努力を積み重ねてきました。
練馬区は、昭和58年(1983年)10月3日に、すべての核兵器の廃絶と世界の恒久平和を願って、「非核都市練馬区宣言」を決議いたしました。これまで、フランスや中国、更にインド、パキスタン、イギリスが行った核実験に抗議し、即時中止を求める要請も行ってきました。また、北朝鮮が行った核実験についても、厳重に抗議するとともに、核実験を今後行わないよう強く求める決議をいたしました。
貴国は、平成21年(2009年)4月にプラハにおいて、「核兵器のない世界をめざす」と宣言したにもかかわらず、新型の核性能実験を行ったことは、核兵器の維持、開発につながる恐れがあり、誠に遺憾であります。
よって、本区は、貴国が今後、一切の「未臨界核実験」及び「類似の核実験」を即時中止し、核兵器の廃絶と世界の恒久平和の実現に先導的役割を果たされるよう強く要請いたします。
平成23年(2011年)5月27日
練馬区長 志村 豊志郎
練馬区議会議長 西山 きよたか
アメリカ合衆国
バラック・オバマ 大統領閣下
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