令和7年　練馬区議会議長・副議長挨拶

　新春を迎え、区民の皆様のご多幸とご健勝を心からお祈り申し上げます。

　昨年は衆議院議員総選挙が執行され、国会の構成が大きく変わる中、第二次石破内閣が発足しました。地方創生を重要政策として掲げており、東京にどのような影響が生じるのか注視する必要があります。

　これまで我が国の経済は、首都東京、特に、その中心である23区部が牽引してきました。加えて、福祉や子供をはじめとした諸課題への施策においても、国に先んじた取組による結果が、今の日本を支えていると言っても過言ではありません。しかしながら、国によるふるさと納税制度や法人住民税の一部国税化等、不合理な税制を甘受しており、区の減収は看過できない状況となっています。

　区では首都直下地震等の災害への備え、少子高齢化社会への対応、学校舎をはじめとした公共施設の更新やインフラ整備等、喫緊の課題が山積しています。練馬区議会は前川区長とともに、そして東京都とも協力して、不合理な税制を是正するよう引き続き国に求め、区民の皆様に適切な行政サービスが提供できるよう全力を尽くしてまいります。皆様には、引き続きの区議会へのご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。