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音声読み上げ用原稿

ページ番号:368-878-642

更新日:2021年3月17日

3月17日よりユーチューブ練馬区公式チャンネルで公開している音声付きスライドの原稿

延伸計画や効果などに関するスライド

大江戸線の延伸について、まちづくりをはじめとした、様々な取組を進めています。

延伸計画の概要や現在の取組の進捗についてご説明するオープンハウスを令和3年3月17日水曜日から3月21日日曜日まで開催します。

オープンハウスにご来場いただけない方にも大江戸線の延伸についてお知りいただくため、音声付きスライドを作成しました。

このスライドの主な内容は、延伸計画や効果などについてです。

 

初めに、大江戸線のこれまでの経緯についてご説明します。

大江戸線は、昭和47年に、交通政策に関する重要事項についての調査審議を行う都市交通審議会東京圏高速鉄道網整備計画答申第15号に位置づけられ、平成3年に練馬から光が丘間が、平成9年に練馬から新宿間が開業し、平成12年に汐留駅をのぞく、全線が開業しました。

大江戸線の光が丘から大泉学園町間の延伸については、昭和60年に国の運輸政策審議会答申第7号で追加されました。

昭和63年には、延伸の早期実現に向けて延伸地域住民、区議会、練馬区で構成する大江戸線延伸促進期成同盟を設立し、延伸促進大会の開催や国や東京都への要請活動など様々な取り組みを実施しています。

平成27年には、東京都が策定した交通に関する計画である広域交通ネットワーク計画について、平成28年には、国の交通政策審議会答申第198号に、令和元年には、都政全体の構想である未来の東京戦略ビションに、延伸計画が位置づけられました。

 

続きまして、延伸計画の概要についてご説明します。

大江戸線の延伸は、現在光が丘駅まで整備されている大江戸線を、土支田・大泉町、大泉学園町地域を通り、JR武蔵野線東所沢駅方面まで延伸する計画です。

このうち、大泉学園町までの区間は約4キロメートルで、都市計画道路補助230号線の地下を導入空間とし、仮称土支田駅、仮称大泉町駅、仮称大泉学園町駅の3つの新駅を整備する予定です。

 

続きまして、延伸の効果についてご説明します。

練馬区の北西部には、23区内でも数少ない鉄道駅から1キロメートル以上離れた鉄道利用の不便な地域が存在しています。

大江戸線の延伸は、こうした鉄道空白地域を大きく改善するものです。

また、大江戸線は、都心を環状につなぐとともに、23区北西部とを結び、今後も首都圏の鉄道ネットワークにおいて、重要な機能を担っていく路線です。

大泉学園町への延伸は、大江戸線の利便性をさらに高めるもので、広域的な交通ネットワークの強化・充実に寄与するものです。

 

大泉学園町への延伸は、都心へのアクセスが向上し、区北西部と都心周辺部との移動時間の短縮が図られます。

また、大江戸線は、東日本大震災の発生時には、首都圏の全鉄道路線で、運転の再開が最も早く、今後の災害時の帰宅困難者の救済に寄与する可能性があり、近隣路線の代替経路の役割も期待できます。

そのほか、新駅予定地周辺のまちづくり等による新たなヒト・モノの往来や交流による波及効果、周辺他路線の電車内の混雑緩和や周辺既存駅の混雑緩和、交通安全の向上など、地域交通の改善などが期待されます。

 

続きまして、延伸計画の位置づけについてご説明します。

東京都は、今後の都内における鉄道ネットワークのあり方などについて、調査検討を進めた後、個別の路線の整備効果や収支採算性などについて検討を行い、平成27年7月に広域交通ネットワーク計画について策定しました。

その中で、大江戸線の延伸は、整備について優先的に検討すべき5路線の一つに位置づけられました。

また、平成26年に国土交通大臣から交通政策審議会に対して、東京圏における今後の都市鉄道のあり方について諮問がなされ、約2年にわたり審議を重ねた後、概ね15年後を念頭に置いた、交通政策審議会答申第198号を平成28年4月に取りまとめました。

この答申では、鉄道整備に関する24のプロジェクトが示され、その中でも進めるべき6つのプロジェクトの一つとして大江戸線の延伸は評価されました。

このように、大江戸線の延伸については、都と国の計画において整備に向けて明確に位置づけられています。

加えて、東京都は、令和元年12月、2040年代に目指す東京の姿ビジョンと、その実現のために2030年に向けて取り組むべき戦略を示した未来の東京戦略ビジョンを公表しました。

その中で、調整が整った路線から順次事業に着手すると明記し、大江戸線の延伸については関係者と事業化について協議・調整を進めると位置づけました。

 

以上で、延伸計画や効果などについてのご説明を終わります。

大江戸線の延伸は、23区でも数少ない鉄道空白地域を解消するなど重要なプロジェクトです。

区の今後の発展に不可欠であり、必ず実現しなければならない事業です。

引き続き、早期実現に向けて積極的に取り組んでいきます。

なお、他に、延伸に向けた取り組みに関するスライド、延伸地域のまちづくりに関するスライドもございます。ぜひそちらもご覧ください。

延伸に向けた取り組みに関するスライド

大江戸線の延伸について、まちづくりをはじめとした、様々な取組を進めています。

延伸計画の概要や現在の取組の進捗についてご説明するオープンハウスを令和3年3月17日水曜日から3月21日日曜日まで開催します。

オープンハウスにご来場いただけない方にも大江戸線の延伸についてお知りいただくため、音声付きスライドを作成しました。

このスライドの主な内容は、延伸に向けた取り組みについてです。

 

はじめに、導入空間となる道路整備についてご説明します。

大江戸線延伸の導入空間となる都市計画道路補助230号線とそれに接続する補助233号線の整備を、現在、東京都が進めています。

補助230号線の笹目通りから土支田通りの区間については、地域の皆様との土地区画整理事業などによりすでに開通しています。

土支田通りから外環道までの区間は用地取得を進めており、令和2年3月末現在の取得率は91%、外環道から大泉学園通りまでの用地取得率は63%となっています。

また、令和3年3月には、土支田通りから別荘橋までの約200mの区間が開通します。

延伸区間全体の用地確保率はすでに8割を超えています。

 

続きまして、大江戸線延伸推進基金の積立てについてご説明します。

大江戸線の光が丘駅から大泉学園町方面への延伸に資するため、平成23年に大江戸線延伸推進基金を設置し、積み立てを行ってきました。

令和元年度には、目標額である50億円まで積み立てました。基金は、延伸を実現させるための区の役割やまちづくりなど、必要な費用として活用していきます。

 

続きまして東京都との実務的協議の実施についてご説明します。

平成27年1月より、東京都と実務的な協議を実施し、これまでに延伸の意義や必要性など、すでに基本的な事項を共有し、駅やトンネル構造、延伸に必要な車庫の整備など延伸に必要な具体的な施設検討を進めています。

新型コロナウイルス感染症により、鉄道の利用者数などに変化が見られ、現在、都が将来の旅客需要の評価・分析を進めています。

引き続き、延伸に向けて課題となっている事項について、都と積極的に協議を進めていきます。

 

続きまして新駅予定地周辺や沿線地区のまちづくりについてご説明します。

大江戸線の延伸地域は、多様なみどりに包まれ、果樹園や農地を有するところが特色です。

地域の特色を活かしながら都市の利便性とみどりが共存するまちづくりに取り組んでいます。

新駅予定地周辺では、道路や駅前広場の整備による交通利便性の向上や商業・サービス施設の立地を促し、まちの中心となる新たな拠点づくりを進めています。

土支田地区では、土地区画整理事業を施行し、道路等の整備を行うとともに駅前広場用地を確保しています。

土支田中央地区、土支田・高松地区、大泉町三丁目地区の3地区で地区計画を策定しています。

その他の地区においても、地域の方々とまちづくりの検討を進めています。

 

続きまして延伸に向けた促進活動についてご説明します。

大江戸線の延伸については、地域住民や区議会などと連携して、関係機関への要請活動や延伸のPR活動などに取り組んでいます。

昭和63年に沿線地域の町会、区議会、練馬区は、大江戸線延伸促進期成同盟を設立し、国や都への要請活動や促進大会を開催するなどの活動を行ってきました。

平成29年には、大江戸線延伸促進期成同盟と経済・産業団体など8団体でさらに全区的な取り組みを行うため、大江戸線延伸推進会議を設立し、平成29年度に大江戸線延伸フォーラム、平成30年度に大江戸線延伸地域を巡るイベントを開催し、令和3年1月には、東京都への要請活動を実施しました。

 

以上で、延伸に向けた取り組みについてのご説明を終わります。

大江戸線の延伸は、23区でも数少ない鉄道空白地域を解消するなど重要なプロジェクトです。


区の今後の発展に不可欠であり、必ず実現しなければならない事業です。


引き続き、早期実現に向けて積極的に取り組んでいきます。


なお、他に、延伸計画や効果などに関するスライド、延伸地域のまちづくりに関するスライドもございます。ぜひそちらもご覧ください。


 

延伸地域のまちづくりに関するスライド

大江戸線の延伸について、まちづくりをはじめとした、様々な取組を進めています。

延伸計画の概要や現在の取組の進捗についてご説明するオープンハウスを令和3年3月17日水曜日から3月21日日曜日まで開催します。

オープンハウスにご来場いただけない方にも大江戸線の延伸についてお知りいただくため、音声付きスライドを作成しました。

このスライドの主な内容は、延伸地域のまちづくりについてです。

はじめに、延伸地域のまちづくりについてご説明します。

これまで、土支田中央地区、土支田・高松地区、大泉町三丁目地区の3地区で地区計画の決定、用途地域等の見直しを実施してきました。

現在、大泉町二丁目地区、大泉学園町地区、仮称大泉学園町駅予定地周辺地区、補助233号線沿道周辺地区の4地区のまちづくりに取り組んでいます。

 

各地区のまちづくりをご説明する前に、地区計画についてご説明します。

地区計画とは、あらかじめ建物の建替えを行う際のルールや身近な道路・公園の配置を定めておき、建物の建替えなどにあわせて、年月をかけ、目指すまちを実現していく手法です。

地区計画では、建築物の敷地面積の最低限度、建築物の高さの最高限度などのまちづくりルールを定めることができます。

土支田・高松地区では、補助230号線の整備にあわせて、平成16年9月からまちづくり懇談会を開催し、地域の方々のご意見を踏まえ、平成19年4月に大江戸線延伸地域で最初の地区計画を決定しました。

当地区では、無秩序な市街化や乱開発を防ぎつつ店舗と住宅が調和した幹線道路である補助230号線の沿道にふさわしい土地利用の誘導を図るとともに、みどり豊かで景観に配慮した良好かつ災害に強いまち並みの形成を目標としています。

土支田中央地区では、平成17年から練馬区施行による土地区画整理事業を開始し、平成26年に工事が完了しました。

また、平成20年には地区計画を決定しました。当地区では、土地区画整理事業により整備されたまち並みの維持、事業効果の増進を図るとともに、将来の生活拠点にふさわしい賑わいのある商業集積を図りつつ、農地と住宅が共存するみどり豊かで良好な住宅市街地の形成を目標としています。

 

大泉町二丁目地区では、補助230号線の整備と大江戸線延伸の実現に向け平成19年から20年頃にかけて、地域の方々が中心となりまちづくりを検討してきました。

令和元年度、延伸地域のまちづくりなどの進捗を踏まえ、当地区のまちづくりにあらためて取り組むため、まちづくり協議会を再開し、地区計画等の策定に向けた検討を進めています。

今後は、地区計画等の協議会案をとりまとめ、地域へのご説明・ご意見をうかがい、練馬区による地区計画等の策定を行い、まちづくりの実現へ向けて取り組みます。現在の取り組み状況についてご説明します。

まちづくりの目標は、災害に強く安全・安心に暮らせるまち、補助230号線沿道を中心とした、幹線道路の沿道にふさわしい土地利用の誘導、みどり豊かで景観に配慮した魅力ある街並みの3つです。

まちの将来像は、図の緑色、住宅地区については、低層住宅を主体に、安全で安心して暮らせる、みどり豊かな住環境。

図の黄色、補助230号線沿道地区については、生活利便施設や中低層住宅を誘導し、延焼を遮断する道路空間。

図の赤色、土支田通り沿道地区については、安全な道路空間と地域に密着した生活利便施設が立地する沿道環境を目指します。

現在、こうしたまちを実現するための具体的なまちづくりルールについて検討を進めています。

 

大泉町三丁目地区では、これまでの検討を踏まえながら、平成26年に大泉町三丁目地区まちづくり協議会を設置し、大江戸線延伸と新駅開設、補助230号線の道路整備を想定しながら、平成27年にまちの将来像を整理しました。

そして、まちの将来像 を実現していくための取り組みとして、補助230号線大泉町三丁目地区地区計画を平成28年10月に決定しました。

当地区は、補助230号線と外環道が交差する場所に位置し、補助230号線を導入空間とする大江戸線の新駅が予定されています。

地区計画により地区の特性を踏まえた建築物等の適正な制限を行うことにより、地域にふさわしい土地利用の誘導と、災害に強くみどり豊かで良好な住環境の保全や景観に配慮したまち並みの形成を目指します。

 

大泉学園町地区では、これまでの検討を踏まえながら、平成28年に大泉学園町地区まちづくり協議会を設置し、大江戸線延伸と新駅開設等を見据えた新たな大泉学園町地区のまちづくりについて検討を行ってきました。

令和2年12月には、地区計画素案を公表し、地域住民の皆様のご意見を伺う機会を設け、まちづくりを進めています。

今後は、令和3年3月地区計画原案説明会を実施し、原案・案の告示・縦覧および意見書の提出などの手続きを進め、令和3年度中の都市計画決定・告示を目指して取り組みます。 

地区計画素案の内容についてご説明します。

当該地区では、豊かなみどりと都市の利便性を兼ね備えた魅力的な新しい都市の創出を目標に、まちづくりの検討を進めてきました。

まちの将来像は、図の赤色、新駅周辺地区については、新駅の設置を見据えて、利便性の高い駅前広場を確保し、店舗やサービス施設等が立地するにぎわいのある新たな拠点地区を形成します。

図の紫色、大泉学園通り商業地区については、桜をシンボルとしたみどり豊かな街並みの中に、店舗やサービス施設等が連続して立地するにぎわいと活気のある快適な商店街を形成します。

図の黄色、補助230号線沿道地区については、後背住宅地の良好な住環境に配慮した中低層の住宅と生活の利便性を高める施設や店舗等を誘導し、沿道でのみどり豊かな街並みや延焼遮断機能を有する沿道市街地を形成します。

図の緑色、住宅地区については、風致地区にふさわしいみどり豊かな街並みと閑静な住環境を備えた低層主体の住宅地を形成します。

また、こうした将来像を実現するための個々のまちづくりルールを定める予定です。

新駅予定地周辺では、公共交通機関への円滑な乗り換えと多彩なイベントなどを開催できる駅前広場の計画や、商業施設や公共サービスの充実を目指した建築物の共同化についても、地域の方々とともに検討を進めています。

 

補助233号線沿道周辺地区では、補助233号線等の整備をきっかけに、地域の方々と、よりよいまちの実現に向け平成30年度から検討を進めています。

令和元年6月には、地域の方々のご意見をおうかがいするため、アンケートを実施し、同年7月に地域の代表者で構成する補助233号線沿道周辺地区まちづくり協議会を設立しました。

協議会では、まちの課題、まちの将来像等の話し合いを行っており、今後、区への意見・提案をとりまとめる予定です。

区では、協議会からの提案を受け、地域の意見を聞き、まちづくり計画を策定していきます。

今後は、協議会のまちづくり提案をまとめ、練馬区によるまちづくり計画案の策定、住民説明、練馬区によるまちづくり計画の策定を行い、まちづくりの手法を検討します。

現在の検討状況についてご説明します。

協議会では、現在の土地利用の状況を踏まえ、長久保通り沿道、補助233・230号線沿道、越後山通り・別荘橋通り沿道、住宅地区に分けて検討を進めています。

ここで示した基本的な考え方に沿って引き続き検討を進め、協議会の提案として取りまとめます。

以上で、延伸地域のまちづくりについてのご説明を終わります。

大江戸線の延伸は、23区でも数少ない鉄道空白地域を解消するなど重要なプロジェクトです。

区の今後の発展に不可欠であり、必ず実現しなければならない事業です。

引き続き、早期実現に向けて積極的に取り組んでいきます。
なお、他に、延伸計画や効果などに関するスライド、延伸に向けた取り組みに関するスライドもございます。ぜひそちらもご覧ください。

お問い合わせ

都市整備部 大江戸線延伸推進課 大江戸線延伸推進担当係1  組織詳細へ
電話:03-5984-1564(直通)  ファクス:03-5984-1226
この担当課にメールを送る

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