令和6年3月

　区役所にて、「令和5年度第1回練馬区総合教育会議」を開催しました。会議では、学校における地域協働のあり方について、教育委員の皆さんと活発な意見交換を行いました。

　東京都理学療法士協会と「災害時における避難行動要支援者等の支援協力に関する協定」を締結しました。協定に基づき、平時の活動として、災害時に備え理学療法士の登録バンクの設置や、区の訓練への参加、区民向けセミナーの実施等を行います。また、災害時には、福祉避難所等で避難行動要支援者に対して、災害時フレイルや血栓予防のセルフケアの指導を行います。

　順天堂大学医学部附属練馬病院と「認知症施策の連携および自殺未遂者等支援事業に関する協定」を締結しました。認知症施策では、区が練馬区医師会と連携して実施している「もの忘れ検診」について、検診の結果、認知機能低下などにより、さらに詳しい検査や診断が必要な方について、同病院において受診を受け入れるなど、連携した取組を進めていきます。自殺未遂者に対する支援については、同病院と連携し、自殺企図で救急搬送された方やその家族の相談に応じ、関係機関につなぐなどの支援に取り組んでいきます。

　都立光が丘公園をスタート・ゴール会場として、「練馬こぶしハーフマラソン2024」を開催しました。花曇りのマラソン日和の中、開催出来た事を何より嬉しく思っています。ゲストランナーの谷川真理さん、柏原竜二さん、吉田香織さんとともに、北は北海道から南は沖縄まで4,672人のランナーが、区内の幹線道路に加え、光が丘公園など様々なコースを駆け抜けました。また、親子や兄弟で楽しめるマイルランには、349組698人の皆さんにご参加いただきました。大会の開催にあたり、多大な御協力を頂いた関係団体の皆さん、ボランティアの皆さん、沿道の区民の皆さん、民間事業所の皆さん、また、警備や医療救護などを担当していただいた皆さんに、心から感謝申し上げます。

　まちかど防災訓練車を視察しました。まちかど防災訓練車は、軽トラックベースの小型車で道路の狭い地域にも入ることができ、住宅街や小さな公園でも使用することができます。また、200Lの水を車両に積載しており、その水を循環させて、消火栓等の水源がないところでも放水訓練をすることができます。今後、区内各地の訓練に活用していく予定です。

　サントリーグループと「循環型社会の形成等に向けたペットボトルのリサイクルに関する協定」を締結しました。協定に基づき、区は、回収したペットボトルをリサイクル事業者に引き渡します。サントリーグループがリサイクル事業者から原料を買い取り、再生ペットボトルとして活用することで「ボトルtoボトル」の取組を推進します。

　本定例会に提案申し上げた、令和6年度一般会計予算案をはじめ、各議案について、熱心な御審議を頂き、何れも原案通り可決して頂きました。引き続き、区議会の皆さん、区民の皆さんと力を合わせて、練馬区の未来を拓いていく決意です。

　石神井公園ふるさと文化館で開催された企画展「ナニコレ！？ねりまコレクションー収蔵品のなぞを解明しよう―」を視察しました。本展では、一見何に使われたかわからないものや、今は見かけないけれども生活に欠かせなかったもの、意外な見どころがあるものなど、多様な収蔵品を見学しました。

　ココネリホールにて、「練馬区防災功労者功労団体表彰式」を行いました。永年にわたり、お住まいの地域で、防災意識の啓発と防災行動力の向上に多大な貢献をされてきた50名の方々と18団体の皆さんに感謝状を贈呈しました。