1月26日は文化財防火デー

　1月26日は「文化財防火デー」です。毎年この日を中心として、文化財を火災などの災害から守るため、全国各地で防火訓練が実施されます。
　昭和24年1月26日、現存する世界最古の木造建築物である法隆寺金堂での失火により、千三百年の歴史を持った白鳳（はくほう）時代（7世紀半ば～8世紀初め）の壁画の大半が焼損しました。また翌年には、金閣寺が放火により焼失するなど、貴重な文化財の焼損が相次ぎました。これらの事件を契機に文化財保護の世論が高まり、文化財保護法が制定され、法隆寺金堂壁画が罹災した1月26日を「文化財防火デー」と定めました。
　練馬区でも火災に備え、各消防署や地域の防災組織による消防演習を、管内の寺社等で行います。
　どなたでも自由に見学できますので、ぜひお越しください。
※注釈：緊急時の対応等により、演習当日に中止となる場合があります。