第188回 【特別企画】 2012年8月22日 池田　弘 「イマージュ・トリオ」

池田　弘【いけだ　ひろむ、ヴァイオリン】

生後一年で小児まひにかかり右半身に障がいを受ける。身体障がい者福祉施設で歩行訓練を受ける。小学校6年生のとき、西日本学生音楽コンクールで第1位となる。武蔵野音楽大学にてリヒネフスキー氏に師事、同校を首席で卒業。 読売新聞社主催新人演奏会に出演。大学4年生のとき、東京都交響楽団に入団。その後ベルリンに留学し、ベルリンフィルハーモニーのソロ・コンサートマスターのレオン・シュピーラー氏に師事。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団にて研鑽を積む。 帰国後、定年まで東京都交響楽団の第1ヴァイオリン奏者として活躍した。現在、同交響楽団団友。2010年8月、日本テレビ系列『24時間テレビ 33』にて「旅立ちの時コンサート」オーケストラのコンサート・マスターを務める。2010年練馬区障害者福祉大会にて「地域活躍者」として表彰される。地域で主催する石神井ファミリーコンサートは12年目を迎える。アンサンブル・エスポワール代表。

貝原　正三 【かいばら　しょうぞう、チェロ】

武蔵野音楽大学卒業。 清水勝雄、松波恵子、イアンチコ・ヴァイロフ各氏に師事。 1980年より新日本フィルハーモニー交響楽団団員。 1987年～1988年ウィーンに留学、研鑚を積む。 オーケストラだけでなく、室内楽にも意欲的に取り組んでいる。

森　知英【もり　ちえ、ピアノ】

4歳よりピアノを始める。東京芸術大学音楽学部卒業、同大学大学院修士課程修了。 第37回全日本学生音楽コンクール中学の部第2位。第39回同コンクール高校の部第3位。高校2年在学中に第55回日本音楽コンクール入選。1989年第8回ベートヴェン国際ピアノコンクール第4位。1995年第13回ショパン国際ピアノコンクールに日本ショパン協会より日本代表として派遣、デュプロマを得る。

1 ハンガリー舞曲No.6／ブラームス
2 愛の喜び／クライスラー
3 ピアノ三重奏曲第一楽章／メンデルスゾーン
アンコール： 君の瞳に恋してる／ボーイズ・タウン・ギャング