アメリカ合衆国の「未臨界核実験」中止を求める要請書
ページ番号:396-817-950
更新日:2010年2月1日
我が国は、広島、長崎への原爆投下による被爆を経験した唯一の国であることから、多年にわたり、全世界に核兵器の廃絶を求め、また国際社会も核軍縮や核実験全面禁止への努力を積み重ねてきました。
練馬区は、1983年10月3日に、すべての核兵器の廃絶と世界の恒久平和を願って、「非核都市練馬区宣言」を決議いたしました。また、フランスや中国、更にインド、パキスタン、イギリスが行った核実験に抗議し、即時中止を求める要請も行ってきました。
しかし、これらの努力を重ねてきたにもかかわらず、貴国が、1997年7月に未臨界核実験を開始して以来、本年8月30日(日本時間31日)に、23回目の未臨界核実験を強行したことは、誠に遺憾であります。
よって、本区は、貴国が未臨界核実験を即時中止し、核兵器の廃絶と世界の恒久平和の実現に先導的役割を果たされるよう強く要請いたします。
平成18年8月31日
練馬区長 志村 豊志郎
練馬区議会議長 村上 悦栄
アメリカ合衆国 ジョージ・W・ブッシュ 大統領 あて
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