明るい選挙推進運動

「明るい選挙」とは、有権者が主権者としての自覚を持って進んで投票に参加し、選挙が公明かつ適正に行われ、私たちの意思が正しく政治に反映される選挙のことです。そして、これを進めるための運動を「明るい選挙推進運動」といいます。

1. この運動の目的は、選挙違反のない選挙を行うこと
2. 有権者が投票に参加すること
3. 有権者が常日頃から政治と選挙に関心を持ち、候補者の人物や政見、政党の政策などを見る眼を養うこと

「明るい選挙推進運動」は、「選挙運動」や「政治活動」とは異なります。
「選挙運動」とは、ある選挙で、特定の候補者に票を投じてもらうように（または、票を投じないように）依頼する運動をいいます。
「政治活動」とは、特定の人物・政党・政治団体の政策を普及・実現させるための活動をいいます。

「明るい選挙推進運動」は、特定の候補者や政党を支持したり、反対したりする活動とは、はっきり区別されます。

「明るい選挙推進協議会」というボランティア組織が全国各地にあります。
東京都には、「東京都明るい選挙推進協議会」が置かれています。都内の各区市町村にもそれぞれ、「区市町村明るい選挙推進協議会」が置かれています。
練馬区には、「練馬区明るい選挙推進協議会」が置かれており、練馬区選挙管理委員会と協力して、約140名が活動しています。話しあい活動の指導を行う「話しあい指導員」が1名、区内小学校・中学校の校長先生のほか、「明るい選挙推進委員」と呼ばれる区民ボランティアの方々により構成されています。

各地域の推進委員が中心となり、地域の方を対象に開催する身近な選挙啓発講座です。
各ブロックでは楽しい事業となるように様々な工夫を凝らしています。

地域の様々な集会の場などで、身近な問題について話し合い、政治や選挙に対する関心を深めていく活動です。

区内の期日前投票所において、投票管理者や投票立会人を務めています。
投票管理者は投票所における投票事務全般を管理執行し、投票所の秩序維持等を行います。
投票立会人は投票事務の執行に立ち会い、投票が公正に行われるよう監視します。区では若年層啓発の取り組みの1つとして平成23年に執行された統一地方選挙では、20歳代・30歳代の方を公募し、推進委員と一緒に従事してもらいました。

選挙が近づくと、選挙運動用ポスターを掲示するためのポスター掲示場が設置されます。受け持つ地域のポスター掲示場を風雨や故意による破損や傷がないか見回るのも推進委員の活動の1つです。

詳しくは、選挙啓発広報誌「ねりま白ばらだより」をご覧ください。

「練馬区明るい選挙推進協議会」と「練馬区選挙管理委員会」で協力し、年間を通じて様々な事業を展開しています。
また、選挙が行われる時期に合わせて、集中的に実施している事業もあります。