平和推進事業

練馬区は、昭和58年10月に世界の恒久平和と核兵器の廃絶、軍縮をめざして「非核都市練馬区宣言」をおこないました。
また、昭和60～63年にかけて、非核都市練馬区宣言パネルを各区立施設に設置しました。
非核都市練馬区宣言パネルは、現在、区内50か所の区立施設でご覧いただけます。

昭和61年に、全国、全世界のすべての自治体に核兵器廃絶、平和宣言を呼びかけることを目的とした「日本非核宣言自治体協議会」（外部サイト）に加盟しました。

平成22年4月1日には、国内外の自治体が加盟し、核兵器廃絶、世界恒久平和の実現に寄与することを目的とした「平和首長会議（外部サイト）」に加盟しました。

昭和61年に、世界恒久平和への願いを込めて、区内在住の彫刻家や書家の方々のご協力の下、練馬区役所の正面玄関に平和祈念碑を設置しました。
終戦記念日の50周年にあたる平成7年8月15日には、戦時中に成増陸軍飛行場のあった光が丘に「平和祈念碑」を建立しました。光が丘の平和祈念碑には、この地の歴史的経過とともに、平和を守る区民の決意が記されています。

戦争の悲惨さや恐ろしさを忘れてはならない、そのような思いから、区は平成3年に、区民の皆様の戦争体験をまとめた記録集「平和への架け橋（上巻・下巻）」を刊行しました。
「平和への架け橋」は、区内の各図書館（外部サイト）で閲覧いただけるほか、練馬区役所西庁舎1階の区民情報ひろばで販売しています。（1冊1,000円）

世界の共通言語である音楽をとおして世界平和について考えていただこうと、平成4年から「平和祈念コンサート」を開催しています。
平成27年からは、戦争を体験された区内在住の方をお招きし、戦時中の体験についてご講演いただいています。

YouTube練馬区公式チャンネルでは、戦時体験の様子を動画にして公開しています。

平和の大切さを考える機会にしていただくため、区では平成17年から「平和祈念パネル展」を開催しています。
平和祈念パネル展では、東京大空襲、戦時下のねりま、広島・長崎の原爆関連資料を展示しています。