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1 まちづくりの総合的推進

ページ番号:303-528-395

更新日:2010年2月1日

現状と今後の動向

 人口66万人を超える現在の練馬区のまちは、20世紀の各時期ごとに形成された多様な市街地を示しています。

 かつての武蔵野の原風景である農地や屋敷林を一部残している地域や、戦前の土地区画整理事業などによって、面的に基盤整備が行われた地域もあります。一方、戦後、鉄道駅周辺などで、住宅の密集した市街地が形成された地域や狭い道路が入り組んだ地域もあります。

 また、都営住宅などの公的住宅団地地区や、グラントハイツ跡地に開発された光が丘地区などの団地群もあります。

 多様なまちの姿をもつ練馬区ですが、土地利用の状況をみると、全区域面積の約59%が宅地となっています。また、まちの特色として、これまで減少してきたとはいえ、みどりが多いことがあげられます。緑被率22.6%は、23区中で最も高い数値となっています。

 こうした点から、練馬区の基本的な性格としては、みどり豊かな住宅都市ということができます。

 このような練馬区を区民から愛され、ふるさとと呼ばれるようにするためには、練馬区の特色である豊かなみどりを生かしながら、現在のまちの中で、残すべきものは残す一方、整備すべきところは整備しなければなりません。

 こうしたまちづくりでは、地域の特性と今後の動向を考慮しながら、総合的、計画的に進め、全体として調和のあるまちを形成していくことが重要です。

 今後も東京都市圏における地理的な条件や国・東京都の動向からみて、練馬区は住宅都市を基調としていくものと予想されます。

 様々な課題の解決を図りながら、練馬区らしい特徴があり、暮らしやすい調和のとれたまちをつくるため、区では現在、概ね20年先を展望し、目標とするまちの将来像等を明らかにし、実現を図るための都市計画マスタープランの策定を進めています。

 都市計画マスタープランでは、まちの将来像を「だれもが安心して、快適に暮らせるまち、地域コミュニティを大切にした活力のあるまち」としています。この将来像の具体的なまちの姿として、つぎの5つを描いています。

(1)ともに住むまち
練馬区に住むすべての人が、ともに住み続けられるまち。

(2)安全・安心のまち
防災や交通事故防止、防犯などについて十分に配慮がなされ、安心して暮らせるまち。

(3)活動的で賑わいあるまち
交通の利便性が高く、産業に活力があり、地域の拠点など賑わいのあるまち。

(4)みどりと水のまち
みどりを保全・回復し、川とふれあう、潤いのあるまち。

(5)環境と共生するまち
周辺環境と調和した住宅地として、また、公害の防止や水の循環、リサイクルなど環境に配慮した快適に暮らせるまち。

 こうした、まちの将来像、めざすべきまちの実現のためには、都市計画マスタープランに則りながら、防災、交通、産業、環境など、さまざまなまちづくりを行うにあたって、土地利用を計画的に誘導していかなければなりません。

 また、これまでのまちづくりは、行政主導で進められ、積極的な区民参加は一部に止まっている状況がありました。まちづくりには行政が主体となって広域的に対応すべき課題もありますが、地域(地区)のまちづくりは、その地域の区民、事業者が主体となって進めていくことが基本です。

 区民、事業者と区とが協働してまちづくりを進めていくためには、区民や事業者がまちづくりの主体としてまちづくりに参加できる仕組みの整備が必要です。

 住民組織の育成、まちづくりに関する啓発等を行う仕組みづくりや、ソフト面も含む総合的なまちづくり機能をもった組織の整備を検討することも求められています。

用途別土地利用面積率

施策の方向

(1)まちづくりに関する基本方針の確立

(1)都市計画マスタープランの策定
 平成12年度(2000年度)に策定した区全域を対象とした全体構想を基礎として、各地域ごとのまちづくりの指針となる地域別指針を区民の参加を図りながら策定します。

(2)まちづくりの仕組みづくり
 都市計画マスタープラン(全体構想・地域別指針)をもとに、区民・事業者・区が協働してまちづくりを進めるため、区民・事業者・区のそれぞれの役割などを明らかにする(仮称)まちづくり条例を制定します。
 また、区民が身近な地区のまちづくりを考える場として、(仮称)まちづくり協議会の結成を支援します。

(2)土地利用の計画的誘導

(1)地域地区制度の適正運用
 駅周辺の拠点や幹線道路の沿道など、地区の条件に適合した土地利用を形成するため、土地利用の基本である地域地区を適正に指定し、制度の効果的な運用を進めます。

(2)重点的、計画的な誘導
 まちづくりの事業手法、法令等の規制を活用して、重点的、計画的に土地利用を誘導し、良好な住環境の保全と形成、防災性の強化、みどりの保全、魅力ある都市拠点の形成などの条件整備を図ります。

(3)区民・事業者とともに進めるまちづくり

(1)区民によるまちづくり組織づくりの支援
 区民、事業者と区が協力してまちづくりを進めるため、区民のまちづくりに関する組織づくりを支援します。

(2)総合的なまちづくり組織の設置
 地域(地区)のまちづくりのニーズに柔軟かつ弾力的な対応が図れるよう、都市整備公社の機能拡充など多角的に検討を進めます。

(3)(仮称)まちづくり大学等の開催
 地域のまちづくりの中心となって活躍する区民の育成を図り、区民主体のまちづくりを進めるため、(仮称)まちづくり大学等を開催します。

(4)区有地等の有効活用

(1)大規模用地の活用
 練馬駅北口の区有地の活用については、練馬駅周辺地区における拠点形成の観点から、区民の意見を募り、検討を進めます。
 また、区内公有地の積極的活用を図ります。

(2)施設跡地の活用
 大泉総合福祉事務所仮設用地など区立施設の跡地については、施設の状況を踏まえながら、有効活用を図ります。
 また、旧練馬都税事務所については、有効活用が図れるよう、東京都と協議を進めます。

施策の体系

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計画事業

計画事業

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企画部 企画課  組織詳細へ
電話:03-3993-1111(代表)
この担当課にメールを送る(新しいウィンドウを開きます)新規ウィンドウで開きます。

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