都市計画練馬城址公園の事業化に関する意見書
ページ番号:584-539-749
更新日:2020年6月19日
平成23年の東日本大震災を受け、都は防災機能の強化のため、練馬城址公園を整備する方針を明らかにした。今年1月、事業化に速やかに着手する意向が示され、6月12日には、関係者間による覚書が取り交わされた。ようやく練馬城址公園の整備が動き出したことは、喜ばしいことである。
公園整備に当たり、我々区民にとって大切な場所であるとしまえんが、区における水とみどり、防災、にぎわいの拠点として十分な機能を発揮できるよう、取り組む必要がある。
よって、本区議会は、都に対し、下記の事項について取り組むことを求める。
記
1 水とみどり、防災、にぎわいの拠点としての具体的な機能を明らかにし、練馬城址公園の整備計画案を地元区である練馬区、練馬区議会と共に早期に作成すること。
2 整備計画案の作成にあたっては、公園周辺の住環境、地域住民および地域経済に十分配慮し、地域への貢献および地域との共存・共栄に積極的に取り組むこと。
3 事業化に向けたスケジュールを速やかに公表すること。
4 事業化に向けて、パブリックコメントや説明会等により、区民への丁寧な説明と意見聴取を行うこと。
5 歴史的に貴重な機械遺産であるカルーセルエルドラドを練馬城址公園に残すこと。
6 公園整備と併せ防災機能強化の観点から、都市計画道路補助第133号線(放射第7号から補助第172号線までの区間)は必要と考えるが、現道がないため慎重で丁寧な対応を行い、住民合意を図ったうえで早期の事業化に着手すること。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
令和2年6月19日
練馬区議会議長 小泉 純二
東京都知事 あて
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