固定資産税および都市計画税の軽減措置等の継続を求める意見書
ページ番号:669-631-354
更新日:2018年6月18日
わが国の景気は、東日本大震災の影響から持ち直してきているものの、そのペースは緩やかであり、依然として厳しい状況が続いている。さらに電力供給の制約や原子力災害の影響に加え、海外経済の減速やタイの洪水の影響等によっては景気が下振れするリスクが存在し、デフレの影響や雇用情勢の悪化懸念が依然残っているなど、区民や区内中小事業者を取り巻く環境においても、先行きは不透明な状況にある。
このような中、現在、東京都が実施している固定資産税・都市計画税の減免措置等は、区民生活の安定と中小事業者にとっての事業の継続や経営の健全化に大きな力添えとなっており、今後も必要な措置であると考える。
23区の固定資産税は、都区共通の財源であり、こうした減免措置等の継続は当区の 財政運営にも影響を与えることになるが、東京都が減免措置等を廃止することになれば、区民、とりわけ中小事業者に与える影響は極めて大きく、地域社会の活性化、ひいては日本経済の回復にも悪影響を及ぼす要因となることが危惧される。
よって、本区議会は東京都に対し、現在の景気状況における区民の税負担感に配慮し、負担増になることのないよう、次の事項の継続について強く求めるものである。
1 小規模住宅用地に対する都市計画税を2分の1とする軽減措置
2 小規模非住宅用地に対する固定資産税・都市計画税を2割減額する減免措置
3 商業地等における固定資産税・都市計画税について、負担水準の上限を65%に引き下げる軽減措置
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成23年12月16日
練馬区議会議長 小川 けいこ
東京都知事 あて
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